誰でも入院となるとご自身の病状やこれからのこと、今までの生活が送ることができるかなど不安になると思います。
病棟では、患者さまの入院前の生活状況を把握し、退院後の生活を見据えた支援につなげるため、入院時カンファレンスを行っています。入院前の患者さまのことを知っている方々に情報収集を行い、生活の場に帰るためには何が必要かチームで取り組んでいます。
患者さま本人の人生。だからその方が主役です。入院前の患者さまを知るために、外来や訪問診療・看護で関わる皆様からの情報を基に、病棟メンバーが思いを持って、退院時の情報提供につなげます。
私たちは、患者さんやご家族の気持ちに寄り添い、個人を尊重した細やかな対応を心掛けています。その人らしく住み慣れた地域で生活できるよう、常に入退院支援の4か条を意識して取り組んでいます。
入退院支援
理念
私たちは患者さまの本来の生活が、疾病や治療によって損なわれることを最小限にし、住み慣れた地域で安心して生活、療養できるよう、多職種で包括的に支援します。
4か条
- 患者さまが住み慣れた地域で、その人らしい生活を続けられることを目指します。
- 患者さま・ご家族のその人らしさについて、みんなで探求し続けます。
- 患者さま・ご家族と共に、「患者さんにとっての最善の選択は何か」を対話し続けます。
- 調布東山病院のベッドは、地域のベッドであることを常に意識します。
2019年8月16日