QI (Quality Indicator)とは医療の質を表す指標です。*
医療の過程や結果から課題や改善点を見つけ出し、医療の質の向上を目的とします。
QIを測定・公表することで、よりよい医療とケアの提供につなげてまいります。
*: 「日本病院会におけるQIプロジェクト」より
指標
参考値引用元
※1:国立病院機構臨床評価指標Ver.5
※2:日本病院協会QIプロジェクト
胃がん患者の待機手術前の病理学的診断実施率
2022年度 |
参考値 ※1 |
77.8% |
79.4% |
計算方法
分母のうち、手術前に腫瘍生検と病理学的診断がされた患者数
胃癌で待機手術を受けた退院患者数
胃がん患者に対する手術時の腹水細胞診の実施率
2022年度 |
参考値 ※1 |
85.7% |
69.8% |
計算方法
分母のうち、手術時に腹水細胞診が実施された患者数
胃の悪性腫瘍手術が施行された退院患者数
大腸がん(リンパ節転移あり)患者に対する術後8週間以内の化学療法実施率
2022年度 |
参考値 ※1 |
88.9% |
78.5% |
計算方法
分母のうち、手術日から化学療法開始までが56日以内だった患者
大腸がん(リンパ節転移あり)で手術し、術後化学療法を実施した80歳未満の退院患者数
急性期脳梗塞患者に対する抗血小板療法
2022年度 |
参考値 ※1 |
82.6% |
83.5% |
計算方法
分母のうち、入院日から数えて2日以内にアスピリン、オザグレル、シロスタゾール、クロピドグレルが投与された患者数
急性期脳梗塞の発症3日以内に入院し、退院した患者数
急性期脳梗塞患者に対する早期リハビリテーション開始率
2022年度 |
参考値 ※1 |
83.3% |
93.3% |
計算方法
分母のうち、入院してから4日以内にリハビリテーションが開始された患者数
急性期脳梗塞の発症3日以内に入院し、入院中にリハビリテーションを実施された退院した患者数
急性腎盂腎炎患者に対する尿培養の実施率
2022年度 |
参考値 ※1 |
70.0% |
85.6% |
計算方法
分母のうち、当該入院期間中に細菌培養同定検査を実施した患者数
当該入院期間中に抗菌薬(注射薬)が処方された急性腎盂腎炎の退院患者数
胃の悪性腫瘍手術施行患者における抗菌薬2日以内中止率
2022年度 |
参考値 ※1 |
54.5% |
72.4% |
計算方法
分母のうち、手術当日から数えて3日目に、抗菌薬を処方していない患者数
胃の悪性腫瘍手術を施行した退院患者数
大腸の悪性腫瘍手術施行患者における抗菌薬2日以内中止率
2022年度 |
参考値 ※1 |
87.5% |
63.4% |
計算方法
分母のうち、手術当日から数えて3日目に、抗菌薬を処方していない患者数
大腸の悪性腫瘍手術を施行した退院患者数
血液培養実施時の2セット実施率
2022年度 |
参考値 ※1 |
97.8% |
77.2% |
計算方法
分母のうち、当該算定回数が1日に2回以上だった件数
入院中の患者に対して細菌培養同定検査(血液または穿刺液)を算定した合計日数
アルブミン製剤/赤血球濃厚液比
計算方法
アルブミン製剤の総単位数
赤血球濃厚液の総単位数と自己血輸血の総単位数の合計値
手術ありの患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率(リスクレベルが高リスク)
2022年度 |
参考値 ※1 |
100.0% |
94.7% |
計算方法
分母のうち、肺塞栓症予防管理料または抗凝固療法を実施した患者数
肺血栓塞栓症発症リスクレベルが「高」の手術を施行した退院患者数
手術ありの患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率(リスクレベルが中リスク)
2022年度 |
参考値 ※1 |
92.3% |
87.4% |
計算方法
分母のうち、肺塞栓症予防管理料または抗凝固療法を実施した患者数
肺血栓塞栓症発症リスクレベルが「中」の手術を施行した退院患者数
手術ありの患者の肺血栓塞栓症の発症率(リスクレベルが高リスク)
計算方法
分母のうち、当該入院期間中に肺塞栓症を発症した患者数
肺血栓塞栓症発症リスクレベルが「高」の手術を施行した退院患者数
手術ありの患者の肺血栓塞栓症の発症率(リスクレベルが中リスク)
計算方法
分母のうち、当該入院期間中に肺塞栓症を発症した患者数
肺血栓塞栓症発症リスクレベルが「中」の手術を施行した退院患者数
がん患者の周術期リハビリテーション実施率
2022年度 |
参考値 ※1 |
21.6% |
71.7% |
計算方法
分母のうち、リハビリテーションを実施した患者数
5大がんで手術を施行した退院患者数
18歳以上の身体拘束率
計算方法
分母のうち(物理的)身体拘束を実施した患者延べ数
18歳以上の入院患者延べ数