業務内容
栄養管理部門
栄養管理部門では病院の患者さま、クリニック・健診センターなど当院にかかわる方の栄養管理を行っています。
入院患者さまの栄養管理
病棟業務担当者を配属し、病棟カンファレンス・退院支援カンファレンス等にも参加しています。患者さまとの関わりも増え、身近に感じていただいています。
個人栄養相談
外来・入院・クリニック・特定保健指導などを実施しています。患者さまの食習慣の改善につながるよう、意識しながら行っております。
集団栄養相談
以前の糖尿病交流会は、2021年に糖尿病教室としてリニューアルし、現在、動画配信しています。(感染症拡大のため2020年は中止)
透析クリニックでの活動
桜ヶ丘東山クリニック・喜多見東山クリニックをそれぞれ月に1回程度訪問し、栄養相談を行う他、集団勉強会やお料理教室なども開催しています。
フード部門
入院患者さまのお食事には強化磁器食器や自助食器などを使用しており、食べやすい食事提供と共に、自宅での見本となる食事を提供できるよう、心がけています。
また季節ごとの行事食を月1回程度実施、旬の食材とカードを添えてお出ししています。
より満足していただけるよう栄養科スタッフ全員で取り組んでおります。
厨房では、安全・衛生面や作業環境性などに優れた『オール電化システム』を採用しています。
病棟への運搬には温冷配膳車を導入し、食事をお部屋まで適温のままお届けできるよう努めています。
特徴
栄養科は3名の常勤管理栄養士と2名のパート管理栄養士、事務パート1名という体制(2023年4月時点)で、病棟業務や栄養相談など、それぞれ強みを活かした支援を行っております。
また、リハビリテーション医や言語聴覚士などの職種と協力し、摂食嚥下機能の維持・改善に積極的に取り組むほか、栄養サポートチーム(NST)や褥瘡、糖尿病教育、感染対策チーム(ICT)など、院内の様々な委員会にも参加しており、医師や看護師・コメディカルのスタッフと協力して仕事を進めています。
当院には糖尿病の専門外来や透析クリニック、ドック・健診センターがあり、糖尿病療養指導や透析導入前後の指導、特定保健指導などの予防指導なども含め、幅広いスキルを身に付けるよう努めています。
病棟で患者さまの退院支援に関わることで、必要な提案力を身に付け、今後は患者さまのご自宅を訪問して行う栄養指導につなげていく予定です。
夏と春には、栄養士養成校の短期大学や管理栄養士養成校の4年制大学から、実習生の受け入れを行っています。
その他、多摩府中給食施設協議会に参加して地域の施設と交流を行うなど、様々な院外での活動にも積極的に取り組んでいます。
栄養科の理念
- 東山会にかかわる人の栄養管理に貢献する
- 常に患者さまのニーズに応える
- 東山会にかかわる全ての人に感謝の気持ちを持って仕事をする