人を知る

リハビリ科 科長

INTERVIEW / 02

理学療法士

2024年時点

リハ医がいる安心感

まず調布東山病院の規模(83床)にしてリハ医がリハ科にいるというのはとても大きいです。リハ医がいることによって、スタッフが安心安全の中で、患者さんにリハビリを展開することができます。

スタッフだけだと、どうしても昨日と比べて今日体調が悪い患者さんに対して、“昨日と違うからいつもと同じリハをして良いのか? それより、今日は一歩手前の危なくないリハに留めようか”という葛藤が生まれた時に、どうしても安全な方を取ってしまうというか、取らざるを得ないことが多くなります。

ですが、ミーティングの時に先生に「この患者さん、昨日と比べて今日はこういう状態ですが、同じようにやっても大丈夫ですか?」と伺うと、「この人はこういう理由だから大丈夫だよ。気になるから私も一緒に行こうか?」と言ってくれるので、スタッフも安心安全の中で入れます。患者さんにとっても不利益がなるべく生じない中で、その日のリハビリを提供できます。

また、当院は急性期病院のため、入院だけでなく外来・訪問のリハビリもあります。患者さんによっては、急性期だけではなく、その後のフォローアップも含めて中長期的にその人に関わっていけるということも魅力だと思います。

患者さんの変化に一緒に感動でき、未来を見せてあげられる

私は理学療法士なので、患者さんの基本動作や移動手段というものをしっかり確立していくということが一つの大きな役割です。起きられなかった人が起きて座れるようになった、立てなかった人が立てるようになった、歩けない人が今日から歩けるようになったという患者さんの変化を一緒にその場で共有、共感できたり、感動できるのはこの仕事のとても大きな魅力の一つだと思っています。

その場だけではなく、その先の患者さんの未来、さらにその先の人生においても、「今こうなってきてるから3日後さらにこうなるんじゃない? 1週間後はこうなってると思いますよ」と、リハ職としての予後予測を前提に、未来を一部見せて差し上げることができる。患者さんの選択肢を広げて差し上げることができるのは、とても大きな役割なのではないかなと思っています。

多職種で患者さんのために、誰かのために、同じ方向を向ける

病院だと、「チームアプローチ」や「多職種協働」という言葉を聞く機会が多いと思うんですけど、本当の意味で人を巻き込んで取り組んでいくのは、口で言うほど簡単ではなく、すごく難しい面があるなと感じています。もちろん一人ひとり大きな力だったり、素敵な強みを持っていますが、個人の力だけで何かをしようとした時は、大きな成果や結果に繋がりにくいこともあったなと、自分のPT(理学療法士)人生の中でも思います。

やはり、いろんな職種の人が一人の患者さんのために、誰かのために、同じ方向を向いて取り組んでいけると、大きな結果・成果につながるなというのも感じています。

そう言う意味では、“大変だな”“つらいな”だけで終わらすのではなく、“大変だけどやりがいがある”とか、つらいけれどみんなでやることによって、“やってよかったな”というふうになるといいのかなと思っていますし、そうやってみんなで成長していけるといいなと思っています。

仲良く きちんとオンオフ

リハ科の雰囲気はみんな仲が良いのですが、ただ仲が良いだけではなく、きちんとオンオフがあります。やることはしっかりやる、ただお昼休みとか、夕方仕事が終わった後とかは、みんなざっくばらんに楽しくワイワイお話ししたり、お菓子食べたりしながら、仕事だけじゃない話もして、本当にバランスが取れてるんだなというふうに感じています。

“人”に興味がある方、お待ちしています

入職を希望される方にお伺いしたいことは「人に興味がありますか?」「人をみる仕事ですが、そこは好きですか?」という2点です。

私はその2点を大切にしたいなと思っております。ただ運動するだけではなく、一人の患者さん、“人”の人生だったり、今まで歩んでこられたバックグラウンドに興味があって、一人の人間としてこの人のためにできることがあるんだったら何でもやってみたいと思える方は、見学からで良いので、ぜひエントリーいただけると嬉しいです。

 

INTERVIEW / 01

リハビリ科 若手インタビュー

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