成人式の日の大雪では、
リハ室のウッドデッキにも10cm近く雪が積もりました。
宮崎出身のスタッフは見慣れない雪に大興奮。
雪だるまを作るんだ!とウッドデッキに飛び出していきましたが、
寒さに負けてすぐに戻ってきました・・・。
そして3日後…みんなで雪かき。
せっかくこんなに積もったのだから。
雪が凍ってしまったので粗削りですが、
かまくらをつくりました。
夜にはライトアップも。
富士山?
いいえ、かまくらです。
男性スタッフ3人の筋肉痛とともに生まれた、
芸術作品なのです。
先日の桜ヶ丘東山クリニックに続き、
喜多見東山クリニックでも
「患者様勉強会」が開催されました。
本院の栄養科とリハビリ室のスタッフがおじゃまして、
「塩分について」
「日常生活の中で筋力を落とさないために」
というテーマでお話をさせていただきました。
通常、元気な人の最大筋力は
日常生活活動(「ADL」といいます)に使う筋力の
3~4倍あると言われています。
ところが、透析患者さんのように
時間的制約や倦怠感などで活動量が少ない方は、
「筋肉の貯金=貯筋」が少ないために、
日常生活を送るギリギリの筋力になっていることもあります。
そういった状態の方が風邪や脱水などで入院した場合、
安静臥床により筋力がさらに低下すると、
日常生活を送ることすら大変になってしまいます。
ですから、
日頃から少しずつ「貯筋」しておきましょう!
というお話をし、写真のように、
ストレッチと筋トレを実演してきましたよ。
みなさん、真剣に聞いていらっしゃいました。
リハビリ室開設から1年。
東山病院本院だけでなくクリニックの患者様にもお会いでき、
運動指導をする機会を持てたことは大きな喜びでした。
これからもぜひ続けていきたいと思います。
あけましておめでとうございます。
今年も、調布東山病院リハビリ室は元気に頑張ります!
よろしくお願いいたします。
1月1日、病棟の窓から見えた富士山です。
入院患者さんのリハビリは日曜日だけお休み。
お正月もやることにしています。
世間はお休みなのにリハビリを頑張ってるわけですから、
何かお正月らしいことをしよう!というわけで、
スタッフが「福笑い」を買ってきました。
右片麻痺のある患者さんに、顔のパーツをハサミで
切り取ってもらいました。
ハサミを使うのは、手指の巧緻性を必要とする
かなり高度なリハビリです。
手ブレを防ぐために椅子の肘掛に腕を置くなど、
患者さんに合わせた細かいセッティングを
作業療法士が行ないます。
さて、目隠しをしてこれらのパーツを
台紙の上に並べてもらいましょう。
こちらはなんと、100歳の女性の作品。
ときどき薄目をあけていたけれど、
いちおう目をつぶって作りました(笑)。
車椅子の方の場合、いつも背もたれによりかかっていると
体幹の筋力(腹筋・背筋)が弱ってきます。
背もたれから背を離し、身を乗り出して行なう作業が
体幹筋を鍛えることにつながります。
誰でも、興味のあることには自然と身を乗り出しますよね。
私たちはそんなリハビリ内容を日々探しています。
お家でお正月を迎えることのできなかった患者さんに、
少しでもお正月気分を味わっていただけたらという
試みでしたが、スタッフにとっても大いに笑った
楽しい元旦リハビリとなりました。
ちょうど1年前。
「入院中ずっと寝ていたので、病気が治っても
足腰が弱って家に帰れない」という患者さんを減らすために、
調布東山病院リハビリ室は生まれました。
これからも、患者さんが少しでも長く
住み慣れた場所で暮らせるようサポートしていくつもりです。
先日、リハDrが「プリンセチア」(ピンクのポインセチア)を
頂いてきました。
リハビリ室は窓が大きいので、
日がよく当たり植物たちもよく育ちます。
職場の潤いになるし、患者さんたちにも
喜んでもらっています。
写真手前の観葉植物「パキラ」は
4月にリハビリ室にやってきたのですが、
ずいぶん大きくなりました。
これからクリスマスシーズン、
プリンセチアもいい話題作りになります。
ところが・・・!
プリンセチアは頂いたときは綺麗なピンク色を
していたのですが、徐々に色が褪せて緑色になり、
てっぺんにあった花芽もしわしわになって
落ちてしまいました。
あわてて調べたら、ポインセチアは短日植物といって、
昼の時間が12時間以下にならないと
赤くならないんだそうです。
人工の光でも当たると短日にならないので
覆いが必要になります。
そこで。
用度課に協力してもらい段ボールで遮光、
暖房で乾燥するので1日2回霧吹きで葉水を
することにしました。
夜間は暖房を切って冷えますから、
段ボールは防寒にもなります。
いまさら遅いかもしれないんですが・・・
最近葉の間から新芽が出てきました。
クリスマスにはピンクの葉が増えていますように。
さる10月14日(日)、
多摩市立関戸・一ノ宮コミュニティーセンターで開かれた
「桜ヶ丘東山クリニック 患者様勉強会」に
本院リハビリ室から参加させて頂きました。
この勉強会は当法人の桜ヶ丘東山クリニックが
毎年開催している恒例の会です。
桜ヶ丘東山クリニックのページはこちら(クリックで移動します)
今回も人工血液透析のためにクリニックへ通院されている
多数の患者様やご家族にご参加頂きました。
前半は「透析患者さんの危機管理」というタイトルの
DVDを一緒に拝見。
透析患者さんは災害弱者になりやすいこと、
災害を乗り切るために、防災に関する知識を持つことや
日頃からの心構えが重要だということを学びました。
後半になり、いよいよリハビリ室の出番です。
「透析とリハビリテーション
-日常生活の中で筋力を落とさないために-」
というタイトルで話をしました。
動かないでいるとなぜ足腰が弱るのか?
それを予防するにはどうしたらよいか?
などについて、ストレッチや筋トレ法の
実演を交えながらご説明しました。
いろいろな制約があって運動不足になりやすい
透析患者さんですが、日常生活の中のちょっとした時間に
少しでも身体を動かすことで、
筋力や体力の低下を防ぐことが出来ます。
今回の勉強会をきっかけに、
東山病院リハビリ部門として
透析患者さんの運動療法を積極的にサポートして
いければと思っています。
当院3階のリハビリ室には、
入院中の患者さんたちが開放的な気分で歩ける
ウッドデッキがあります。
記念すべきリハビリ室の第1号ブログは、
ウッドデッキからの風景をお届けします。
新病院とともにリハビリ室が開設して、
早いもので8ヶ月が経ちました。
私たちは毎日こんな風景を見ながら、
患者さんと一緒に歩いています。
調布飛行場発の飛行機(真ん中にいます)。
外の空気を感じることは離床への第一歩。
入院してからベッドから出られなかった
患者さんのリハビリが始まって、
最初に出る外界がこのウッドデッキです。
蝉の声、飛行機の音、そよ風…。
元気な時には忘れがちな何かを思い出させてくれる場所、
といったら大げさでしょうか。
「やっぱり外は気持ちいい」と
患者さんの顔が明るくなる瞬間が
私たちは大好きです。
京王相模原線と夏の雲。
8月19日の京王線地下化に伴い、
蝉の声とともに聞こえていた踏切や電車の音がなくなり、
少し淋しい今日この頃。
これから調布駅周辺も、
再開発され変わっていくのでしょうね。
調布東山病院リハビリ室も、
調布の街とともに成長していきますよ!
どうぞよろしくお願いします。
リハビリ室スタッフ一同