病院では様々な状況を想定し、
各種の訓練を行なっています。
その一つが「コードブルー」訓練です。
「コードブルー」とは、
院内で心肺停止状態となられた方が出るなど、
医療に関する緊急事態が発生したことを
スタッフに知らせる言葉です。
以前ドラマのタイトルにもなりましたので、
ご存知の方も多いと思います。
(注:病院によって呼び方は異なります)
院内放送で「コードブルー」が発令されると、
スタッフは現場に急行し、
迅速に対応を行なう必要があります。
そのため、場所や状況設定を変えて
定期的に訓練を行なっています。
先日もこの訓練を行ないました。
今回は、
「管理部門のフロアにある応接コーナーで、
倒れている人を事務職員が発見」
という設定で行ないました。
発見者役は発見から通報、
訓練用の人形を使って、心臓マッサージも
実際に行ないます。
当然ですが、病院には常に医師・看護師がおり、
もし事務職員が発見した場合でも、基本的には
医師等が到着するまでの対応となりますが、
それまでに何をするべきかは学んでおく必要があります。
反省点もいろいろありましたが、
いざという時に適切な行動が取れるよう、
今回の経験を生かしたいと思います。
ちなみに訓練開始の際には、
「コードブルー訓練」という放送が流れます。
来院時に耳にされると少し驚かれるかもしれませんが、
皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。