新たに2名の看護師が内視鏡技師免許を取得しました
公開日 2017/06/23
調布東山病院の内視鏡センターには、医師の他に
14名の看護師と4名の看護助手が勤務しています。
患者さまが安心して内視鏡検査を受けられるよう
日々技術の習得や情報の共有に努めており、
専門資格の取得にも力を入れています。
今年3月、新たに2名の看護師が学会認定の
「内視鏡技師免許」を取得しました。
これで当院の取得者は合計8名となりました。
この免許は看護師等の医療関連資格を持つ者が
対象です。
さらに受験資格を得るまでには指導医のもとで
内視鏡業務に2年間携わる他、機器取扱講習や
研究会・学会へも参加し、医学講座を20時間
受講することが必要です。
試験の内容も基礎医学と内視鏡学の合計100問。
広く深い知識が必要な大変難易度の高いものです。
5年ごとの更新制のため、取得した後も継続して
技術や知識を高めることが求められます。
胃や大腸の検査をお考えの方は、
当院内視鏡センターにご相談ください。
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内視鏡センタースタッフ
看護部ミニ総会
公開日 2017/06/15
法人全体の「職員総会」を毎年2月に
開催していることは何度かご紹介していますが、
(今年の模様はこちら)
看護部でも昨年から「ミニ総会」を開き、
前年度の取り組みの報告と今年度の目標・方向性を
共有しています。
今年は6月1日(木)に行われました。
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はじめに、各部署から前年度の活動報告と
今年度の目標発表です。
外来
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ドック・健診センター
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内視鏡センター
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手術室
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透析センター
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訪問看護ステーション
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5階病棟
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6階病棟
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喜多見東山クリニック
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桜ヶ丘東山クリニック
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聞く方も皆、真剣です。
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続いて、以下のメンバーからも同様に発表が
行われます。
退院支援室
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医療安全推進室
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摂食・嚥下障害看護認定看護師
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訪問看護認定看護師
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ラストは各委員会からです。
褥瘡対策委員会
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教育委員会
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業務委員会
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ICT(感染制御チーム)委員会
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以上4つの委員会から報告がありました。
最後に、この1年の思い出として、
看護部長が製作した管理者の「アルバム」を
皆で観賞したのですが・・・。
看護部長がそれぞれを紹介する際、
ウィットに富み(?)温かい紹介コメントが
挟まれます。
この時が一番盛り上がり、会議室が
笑い声に包まれました。
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内容を載せられないのがとても残念です。
最後にインターネットを利用した研修システム
「eラーニング」への取り組みについて、
部署と個人の表彰が行われました。
表彰された皆さん、おめでとうございました。
こちらはその副賞です。
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午後の時間を使ったミニ総会。
看護部の各部署・委員会の活動報告や目標、
また講演を聴いて感じたこと、気づいたこと等を
グループワークで共有して終了となりました。
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皆、多くの良い刺激を受けつつ、
気持ち新たに持ち場に戻りました。
ちなみに・・・
この下にある終了後の記念写真ですが、
最初シャッターがうまく下りておらず、
撮り直したものです。
お疲れのところ再度の撮影に快くご協力いただき
ありがとうございました。
今後もよろしくお願いします。
(広報担当より)
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看護研究発表会
公開日 2017/03/15
3月10日金曜日の夜、
「2016年度 看護研究発表会」
が開催されました。
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この会は当院の開院間もない頃に始まり、
毎年年度末に開催されています。
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当初は今のようにパソコンもなく、
手作りの展示や模造紙を使った発表でしたが、
年月を経てだいぶテクニックも磨かれ、
皆少しずつ発表する力がついてきました。
今年度の内容は以下の通りです(発表順)。
1.当透析センターにおける透析操作時の
顔面周囲への血液飛散・汚染の実態
【外来透析センター】
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2.患者アウトカムに繋がるフットケアの検討
【外来】
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3.効果的な口腔ケアへの取り組み
【5階病棟】
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4.透析室における運動療法を試みて
【桜ヶ丘東山クリニック看護部】
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5.呼吸理学療法に対する看護師の行動の変化
【6階病棟】
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6.認知症高齢者の服薬支援における
訪問看護師の役割
【訪問看護ステーション】
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7.注射針の置き忘れをなくす取り組み
【喜多見東山クリニック】
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8.脱血量の評価方法の検討
【桜ヶ丘東山クリニック臨床工学部】
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多くの職員が参加し、活発な質疑応答や
委員・看護部長による総評、また表彰も行われました。
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次年度に向けてモチベーションが上がったようです。
これからも日々工夫や検討を重ねていきたいと思います。
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看護部特別講演「ストレスとセルフマネジメント」
公開日 2017/02/04
1月31日の夜、外部の方をお招きして行う
看護部主催の勉強会が行われました。
今回は、駒沢女子大学人文学部心理学科の
藤城有美子先生にお越しいただき、
「ストレスとセルフマネジメントについて
-活き活きと働くために-」
と題して、講演していただきました。
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藤城有美子先生
2015年12月1日、厚生労働省により
「ストレスチェック制度」が施行されました。
ストレスチェック制度とは、
○労働者のメンタルヘルス不調の未然防止
○労働者自身のストレスへの気づきを促す
○ストレスの原因となる職場環境の改善
などの目的で、労働者のストレスの状況について
定期的に検査を実施するものです。
ストレスが全くない方は少ないと思いますが、
自分でストレスや心の状態を正確に把握できて
いるか、というと結構難しいものがあります。
また、人によってストレスの感じ方や反応には
差があって、回復の方法も異なります。
ストレスからの回復力を形成するには
いくつかの方法があるそうですが、先生からは
自分を大切にするWORKのひとつとして、
“触れること”
を教えていただきました。
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適度な温かさ、速さで触れることで
身体にも心にも良い影響を与えてくれます。
人に触れてもらうだけではなく、
自分で触れても効果があるそうです。
『1秒間に5cm』という速度が、
撫でられて最も気持ち良く感じるとか。
時々やってみようと思います。
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看護部ホームページをリニューアルしました
公開日 2016/10/03
この度、看護部ホームページをリニューアル致しました。
スマホにも対応しております。
ぜひご覧ください。
※各ページの以下のバナーをクリックすると移動します。
2016年度 看護部ミニ総会
公開日 2016/06/14
6月2日木曜の午後、
「看護部ミニ総会」
を開催いたしました。
法人全体の総会は毎年行っておりますが、
看護部内での総会は、今回が初の試みです。
ミニ総会は、看護部長の挨拶でスタートし、
看護部の各部署から目標や活動報告をしました。

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その後は、
・摂食・嚥下障害看護認定看護師
・緩和ケア認定看護師
・訪問看護認定看護師
・医療安全推進室
・退院支援室
・褥瘡対策委員会
・安全管理委員会
・教育委員会
・業務委員会
・ICT委員会
・認知症ワーキンググループ
・ユマニチュード研修受講者
各々からの目標と活動報告、事例発表がありました。
最後に、看護部の様々なシーンや表情を振り返り、
看護部長よりそれぞれの部署の管理者の紹介がありました。
長丁場の総会でしたが、
ユーモアのある紹介や映像で、
疲れが見られないばかりか、大笑いで締めくくられました。
看護部は病院のなかでも大所帯です。
日ごろは、目の前のことで精一杯になりがちですが、
皆の取り組みを共有できる良い機会を得ることにより、
気持ちも新たに、また少し高い視点を持って
頑張ることができると思いました。
皆様、「東山会看護部」もよろしくお願いいたします!
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【訪問支援室】訪問看護より
公開日 2013/08/08
皆さん、この宮沢賢治の詩はよくご存知かと思います。
「雨にも負けず、風にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けぬ‥‥
そして坂道にも負けない‥?」
あれっ、ちょっと違いましたかね‥(^_^;)
坂道は、私たち訪問看護にとって強敵のひとつです。
その強敵に立ち向かうため、新しい仲間が増えたので、
ここで紹介します。
レッドのボディが魅力、ライトグリーンが明るく若々しい‥
2台の電動アシスト自転車です。
この新しい仲間のお蔭で、坂道が快適になりました。
これから、レッド、ライトグリーンの電動自転車もそうですが、
調布東山病院の訪問看護師達が自転車で走る姿を見かけたら、
頑張ってるなぁ~と温かく応援してください。
【外来】エステ?ではないですが・・・・
公開日 2013/08/01
当院1階の外来の一角に、
このような椅子のある部屋があるのをご存知でしょうか?
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エステ・・・・ではなく、フットケアのお部屋です。
当院外来では、糖尿病で通院されている患者様を対象に、
足壊疽などの合併症を予防する目的で
フットケアを行っています(予約制です)。
「フットケア」といっても
具体的にどんなことをしているのか
ご存じでない方も多いと思いますので、
簡単にご紹介したいと思います。
糖尿病の方は、健康な人に比べて
血糖が高いことにより傷が治りにくく、
感染に弱いことが知られています。
そのため、ちょっとした怪我や巻爪、水虫、熱傷などが
きっかけとなり、適切な対処を行わないと、
足壊疽(足が腐ってしまうこと)になり、
切断に至る危険性があります。
何か足にトラブルが発生しても、早期発見、早期治療を行えば、
大事にいたらずに済むことが多いのですが、
患者さん自身にその知識がなかったり、
足のケアが自分で適切に行えない場合もあります。
そういった患者さんに対し、フットケアの指導を行ったり、
必要に応じてケア(足の観察、足浴、爪切り、胼胝(‘たこ’)削りなど)
を行っています。
フットケアを行う対象となっているのは、
以下のいずれかに当てはまる方です。
●足潰瘍・足趾、下肢切断の既往がある方
●閉塞性動脈硬化症の方
●糖尿病性神経障害のある方
また、フットケアを行うには医師の指示が必要です。
フットケアに通われている患者さんの中には、
毎月のフットケアを楽しみにしてくださっている方もいます。
「以前は、自分の汚い足が嫌いだったの。
でも、看護師さんにきれいにしてもらって、
自分の足を大切にしなくちゃと思うようになった。
今日も、きれいに洗ってきたのよ。」
と、おっしゃってくださると私たちの喜びもひとしおです。
足を守るためには、フットケアも大切ですが、
同じくらい大切なのは血糖コントロールを良好に保つことです。
せっかく足に気を付けていても、血糖コントロールが悪いままでは
合併症を防ぐことができません。
患者さんと向きあって、「今この患者さんにどんな援助が必要か?」
ということを常に考えながら、ケアを行っています。