シェイクアウト訓練2019
公開日 2019/02/07
シェイクアウト訓練とは、
2008年にアメリカの
カリフォルニア州で始まった、
大勢が一斉に参加する防災訓練です。
参加者が同じ日時に
それぞれの場所でできる訓練で、
地震の揺れを感じた時の
基本行動
1.DROP!(まず低く!):
しゃがんで姿勢を低くする。
屋外の場合は、落下物の危険の
少ない場所でうずくまる。
2.COVER!(頭を守り!):
机やテーブルの下に潜り込んで
頭を守る。
屋外の場合は、カバンなどで頭を守る。
3.HOLD ON!(動かない!):
じっと動かず揺れが収まるのを待つ。
で、身の安全を守ります。
調布市でも、第一に
我が身を守る行動を身につけること、
市内で一斉に、一体となって
取り組むことにより
防災・減災意識の高揚を
図ることを目的に行っています。
今年は2月7日9時30分に
調布エフエム放送さんやJ:COMさんの
放送にあわせて
「東京都多摩地域を震源とする
大規模な地震が発生」
(想定最大震度6強、マグニチュード7.3)
という想定で行いました。
調布東山病院事務部でも
「身を低くし、机の下にもぐって
頭を守り、そのまま動かない」
訓練と備蓄品の確認をしました。
机の下に入る!
入りきれず・・・
備蓄品確認!
机の下に全身すっぽり入った職員、
荷物が多かったり狭かったりして
頭しか入らなかった職員もいましたが
まずは頭を守りました。
この訓練は、参加場所や対象も問わず、
2分ほどでできます。
実際に地震が発生した時に
落ち着いて、適切かつ迅速に行動できるように
日頃の訓練が欠かせません。
第2回事務部総会
公開日 2019/01/28
東山会で毎年行っている職員総会のほかに、
各部門でもそれぞれ独自に総会を開いています。
先日、事務部で2回目となる
総会を開催しました。
昨年は参加していなかった
経営企画部も加わり、
盛りだくさんの発表と
なりました。
今年の司会担当。
タイムキーパーも果たします。
今回の発表は、
1.在宅・健診事務局
立ち上げ目標について
~これまでの日本一と
これからの日本一~
2.経営企画部の紹介
3.病院の維持管理について
~この病院を100年
使い続けるために~
4.事務課長としての取り組み
~スタッフが働きやすい環境づくり~
5.お互いに 補い高め 一枚岩
6.桜ヶ丘東山クリニック・
喜多見東山クリニックの業務について
7.事務部門 方針
~何を継承し 何を変えていくか~
発表の様子
気づきや感想
病院の事務も幅広く、
お互いの取り組みを知らないことも多いため、
今後の方針を含めて
知ることができる貴重な機会となりました。
医療スタッフはもちろん、
事務職員もしっかりと病院を支え、
引っ張って、成長していきます。
終了後は懇親会へ。
感想や一年のねぎらい、
そしてこれから。
感謝と希望が広がりました。
記念撮影
シェイクアウト訓練2018
公開日 2018/02/09
1995年1月17日に起きた
阪神・淡路大震災をきっかけに、
自発的な防災活動の重要性が
認識されたことを受けて定められた
「防災とボランティア週間」。
毎年1月15日から21日までの
1週間なのですが、
調布市では2月8日(木)9時30分より、
調布エフエム放送さんやJ:COMさんの
放送に合わせて行う、
「シェイクアウト訓練(一斉防災訓練)」
が行われました。
シェイクアウト訓練はアメリカの
カリフォルニア州から始まったもので、
大勢が一斉に、同じ日時に訓練を行い、
身を守るための行動を身につけること、
防災・減災意識の高揚を図ることを
目的としています。
地震が発生したとき、わたしたちは
どこにいるか分かりません。
地震の際の基本行動、
「まず低く、頭を守り、動かない」
で身の安全が確認できたら、
その次に行う行動の訓練(避難訓練・
安否確認・情報収集訓練)も合わせて
実施し、防災力の向上を図ります。
調布東山病院事務部では昨年から
この訓練に参加しています。
(昨年の様子はこちら)
今年も9時30分の放送を合図に、
「東京都多摩地域を震源とする
大規模な地震が発生」
(想定最大震度6強、マグニチュード7.3)
という想定で、
「身を低くし、机の下にもぐって
頭を守り、そのまま動かない」
という訓練と備蓄品の確認をしました。
当院では毎年10月に行う災害訓練、
病棟で実施する火災訓練、
インフルエンザ対応訓練等々、
定期的に様々な訓練を行っております。
ひとりひとりがイザというとき
冷静にスムーズに動くことができるよう、
今後も繰り返し訓練を重ねていきます。
第1回事務部総会
公開日 2018/01/24
当法人では毎年『職員総会』を行っていますが、
各部門でもそれぞれ独自に総会を開いています。
今年度、初めて事務部も総会を!と計画、
先日ようやく実現に至りました。
今回の司会者(3名)
業務を終えた17:30より開会。
発表された議題は、以下9つです。
1)医師補助業務拡大
2)コールセンター導入
3)ピンクリボンアドバイザーと
その活動について
4)ドック健診Bチーム 業務改革
5)総務課の仕事について
6)予約の案内をしやすくする為の
ツール作りと実践
7)接遇インストラクター
8)2017年の振り返りとこれから
9)輝く事務の姿を見つめて
発表の様子
質疑応答
病院の事務は多岐にわたっており、
普段お互いの取り組みや苦労は
なかなか見えにくいものですが、
今回それを知ることができて
有意義な時間になりました。
終了後は職員食堂で懇親会。
お互いに感想を伝えたり、讃えあったり。
乾杯!
1時間程度の短い懇親会でしたが、
ホッとした表情と笑い声で満ちた空間は自慢だな!
と誇らしい気持ちになった夕べでした。
記念撮影で終了
【事務部】MCA無線通信訓練
公開日 2016/08/24
調布市では震災時に備え、各病院に
「MCA無線」を設置しています。
「MCA無線」とは、800MHz帯の
電波を利用したデジタル業務用移動通信で、
多数の利用者間でもスムーズに通話ができます。
年に2回程度、通信の訓練を実施しており、
先日も調布市職員の方々と当院事務職員の間で
やり取りを行いました。
今回は
「多摩直下地震 調布市の震度6強 13:15発災」
という状況を想定し、
電気・ガス・水道・エレベーター等の設備の他、
入院患者様や周辺の状況などを
それぞれの病院から報告しました。
当院の職員は、実際の無線通信で
どれだけ内容を聞き取れるか、
また正確に書き取れるかも意識して
訓練いたしました。
僅か30分程度の訓練でしたが、
イザというときにあわてず、
必要十分な情報を確実に伝えられるように、
無線の使い方や声の出し方などを
繰り返し訓練することの重要性を感じました。
【事務部】インド紀行第3弾 -チットールガルからジャイプールへ-
公開日 2015/03/02
3回に渡ってお送りしてきたインド紀行ですが、
いよいよ今回で最終回となりました。
(これまでの記事はこちらから)
第1弾 -黄金寺院にて-
第2弾 -ラジャスターンへ-
ラジャスターンのブンディの後、チットールガル経由で
ヒンズー教の聖地プシュカルに行きました。
今回の旅行の移動は全て汽車で、
おかげで途中のインドの雄大な景色を十分堪能できました。
ちなみにインドの列車は現在、全てネットで予約が可能です。
チットールガルまではブンディから汽車で3時間弱、
約4時間位の観光でしたが、大満足でした。
チットールガルには城壁に囲まれた砦が残っており、
2013年に世界遺産に登録されたばかりです。
面積は2.8平方キロメートル。
東京ドーム約64個分、アジア最大の巨大な城です。
ここではオートリクシャーを1日借り切って、
城壁内を回りました。
この砦の中には幾つかの寺院や人口の貯水池があり、
その貯水池越しに見る景色は圧巻です。
※写真はクリックで拡大します
相変わらずどこでも牛はいます。
城壁の中にあるヒンドゥー寺院の彫刻です。
さて、スコールに降られながらも、
チャンデリヤという駅から汽車に乗ってアジメールへ。
チャンデリヤ付近には、
ビルラ財閥の大きな大理石工場がありました。
アジメールまで2時間半汽車に乗り、
プシュカルはアジメールからさらにバスで
1時間ほどで到着します。
プシュカルはヒンズー教の聖地で、
イスラム教徒の多いアジメールとは全く違う雰囲気でした。
プシュカルには小さな湖があり、
その湖の周囲には寺院が所狭しと密集しています。
この町の景色は夕暮れ時がとってもロマンチックなのです。
この町から見える聖なる山に少しずつ灯りが灯っていく光景は、
なんとも表現しえない神秘を感じますが、
写真や動画ではなかなか伝えられらないのが残念です。
こういう小さい祠のようなものが、
あちらこちらにたくさんあります。
お寺では裸足になって歩かねばならず、
牛の糞を踏まないように気を付けないとたいへんです。
最後の日はラジャスターンの入口、ジャイプールです。
町中がピンク色のピンクシティとしても有名です。
ここも城めぐりが中心ですが、
シティパレス近くにある、当時の王様が作った
ジャンタルマンタルという天文台が圧巻でした。
ここは2010年に世界遺産に指定されました。
これが今から270年も前に作られたとは驚きです。
日本はまだチョンマゲの時代です。
とても好奇心、探究心の強い頭の良い王様だったのかなと思いました。
インドにお出掛けの際には是非お立ち寄り下さい。
さて、3回にわたりインド紀行をお伝えしました。
如何でしたでしょうか。
インドは人間のありのままの姿を、
あけっぴろげに見せつけてくれます。
そういうインドには耐えられないと思う人もいることは確かです。
「世の中には、インドに行く人と行かない(行けない)人の
2種類の人種が存在する」と、ある有名な作家さんが言ったそうです。
さて、あなたはどちらでしょうか。
これまでご覧いただきありがとうございました。
【事務部】インド紀行第2弾 -ラジャスターンへー
公開日 2014/10/21
(第1弾はこちらから)
前回はシーク教の本山の町をお伝えしましたが、
今回お伝えするのはブンディという町です。
ブンディはラジャスターン地方の
典型的な城下町で、とても規模が小さく、
あまり観光客擦れしていないところが
旅先に選んだ理由でした。
アムリトサルからムンバイ行の夜行列車で
翌日の昼過ぎ、コタという町に途中下車し、
そこからバスで1時間ほど行った街が
ブンディです。
コタの駅からバス停まではかなり距離があり、
オートリクシャー(軽三輪車、タイでいう
トゥクトゥク)かタクシーで行く必要が
あるのですが、偶々同じ列車の同じコーチだった
インド人の原発技術者の方のハイヤーに
同乗させて頂きました。
インドでは、観光地や都会では
何度も騙されたりしますが、
一般のインドの人々には、旅行していると
本当に親切にされることもあります。
インド人というのは、困っている人を
放っておけない人種なのです。
宿に着いてからの夜の食事はナワルサガルパレスという、
マハラジャの宮殿を改造したレストランで取りました。
そこは湖のほとりにある素敵な場所でした。
写真を撮り忘れたので、公式ページへのリンクを
貼っておきます。
Nawal Sagar Palace
※クリックすると公式ページ(英文)に移動します。
偶然にもブンディはお祭りの最中で、
夜中に町中に轟音が鳴り響き、
とてもインドらしい活気を
経験することができました。
これぞインド、
まさにインド人の生きるパワーを
凝縮したような装いです。
動画であげましたので、音声に注意して
再生してみてください。
動画1 bundifes1
動画2 bundifes2
(※クリックすると映像が流れます)
とてもパワフルですよね。インドの伝統を感じます。
さて、ブンディの街ではあまり観光せず、
このブンディで一番、いや世界でも
ブンディといえばこの人という案内人、
クッキーさんにブンディの郊外を
案内してもらいました。
彼のことは旅行サイト「Trip adviser」や
英語版旅行本「Lonely Planet」にも書かれていて、
まさかこんな有名人のガイドさんを独占できるとは
思いませんでした。
ほぼまる1日、
彼にブンディ郊外を案内してもらいました。
彼は行く先々で住民から声がかけられる人気者。
彼に連れて行ってもらったところはリアルなインドであり、
また目の前で見たことは信じられないような事ばかり。
私の趣向に合わせて古いヒンドゥー寺院に
連れていってもらったり、
巫女さんに会わせてくれたりしました。
この巫女さんは、人を惹き付ける
とても魅力のある方でした。
究極は、有史以前の古代の壁画を
見に連れて行ってくれたことです。
この壁画で、動物の前で人間が
大きく手を上げていますね。
これはトラのような猛獣に遭遇した時には、
この壁画のようになるべく自分を大きく見せて
猛獣を威嚇するようにしなさい、
という意味だそうです。
こういった壁画には
教育的な意味合いがあったようです。
クッキーさんのお陰で、一生の思い出になるような
ブンディの旅行ができました。
さてその後は、去年世界遺産に登録された
チットールガルという城塞遺跡に行きました。
この続きは次回ご紹介したいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
【事務部】インド紀行第1弾 -黄金寺院にて-
公開日 2014/09/22
9月初旬、職場の永年勤続表彰で特別休暇を頂き、
夏季休暇と合わせてインドへ旅行に行って参りました。
このブログで数回に分けて、
そのインド紀行の様子をお伝え致します。
実を言うとインドはもうこれで6回目、学生時代から
30年ごしで通っております。
さてそのインドですが、今回の紀行の初回は
アムリッツアー(アムリトサル)というインド北部の
パキスタン国境に近い町をご紹介します。
皆さんインドというと、何を思い浮かべますか?
やはりお釈迦様が生まれ、仏教が花開いた国でしょうか。
ボリウッドに代表されるインド映画など華やかな所もある反面、
マザーテレサやガンジーに代表される、差別と貧困という
負の印象の方が強い方々もいらっしゃるのではないでしょうか。
ではインド人の容姿、恰好、外観的については如何でしょう?
ターバンを巻いて腰に反り返った刀を差す姿は、
いかにも「インド人」ではないでしょうか。
先日インドのモビー新首相が来日されましたが、
確かシン前首相もターバンをされてましたね。
そうです。かれらはインドでは少数ですが
インドを代表する宗教であるシーク教という宗教に
属する人達なのです。
その独特の出で立ちでインドでも目立つ存在なのですが、
優秀で立派な体を持つ人が多く、現在世界中で活躍しています。
日本人には、少し古いですがタイガージェットシンという
プロレスラーが有名ですね。
名前の一番後ろに必ず「シン」が付くのも特徴です。
前置きが長くなりましたが、そのシーク教徒の聖地である
黄金寺院のある場所がそのアムリッツアー(アムリトサル)なのです。
インドや世界で活躍するシーク教徒について、
もっともっと深く知りたいという好奇心からこの地を訪れました。
アムリッツアー(アムリトサル)ではホテルに泊まらず、
宿坊に滞在していました。
宿坊というのは寺院が直営する無料の宿泊所です。
無料とはいってもお布施は渡します。食事も無料で提供されます。
ジュースやコーラも5ルピー(約7円)で無料のようなものです。
インド中から信者の人が集まってきて宿坊に滞在し、
この聖なる黄金寺院を巡礼します。
もちろん普通のホテルはありますが、そこは宿坊にこだわりました。
私が訪問した時はたまたま異常気象で洪水がひどく、
途中で車を降ろされて寺院まで水の中を裸足で歩くという、
悲惨な目にもあってしまいました。
そういう苦労も一瞬に忘れるくらい、
この黄金寺院は素晴らしかったです。
この地でシーク教徒のあこがれる世界というのを
肌で感じることができました。
今でも寺院の写真を見ると、寺院の中で響き渡っていた
読謡が蘇ってきます。
何もかも忘れてずっとずっとこの寺院にいたかった・・・。
さて、次回はラジャスターン地方のブンディ紀行をお伝えします。
お楽しみに。