BLSとは、Basic Life Supportの略称で、
呼吸が止まり、心臓も動いていないとみられる人に
特殊な器具や医薬品を用いずに行う
一次救命処置のことです。

毎年、全職員でBLS訓練を行っています。
今年はより質の高いBLSをするための訓練に一新。
というのも、質の高いBLSをすることで
救命率が4倍にもなるそうです。

資料とアンケートが配られます

1つ目は、胸骨圧迫。
心臓マッサージです。
速さの参考に、110回/分にあわせた
メトロノームも用意されました。

メトロノーム

2つ目は、人工呼吸です。
バッグマスク、場合によってはポケットマスクを使います。
顎を引き上げ、指をEとCの形にし、
マスクの縁を密着させます。
一人で行う方法と二人で行う方法を学びます。
やり過ぎてしまう過換気への注意もありました。

バッグマスク換気法

ポケットマスク

そして、AEDです。
音声指示に従って
手順を踏んでいきます。
ケーブルをAEDに接続するときや
ショックが必要な時は
患者さんから離れるよう
周囲への呼びかけも必要です。

除細動器は医師やME(Medical Engineer:臨床工学技士)の
説明を受けた人のみが行います。

訓練を重ね、救命につなげていきます。