1月23日火曜日の夜、
地域の先生方をお招きして
「調布医療連携カンファレンス」
を開催いたしました。
この会は様々なテーマのもと、
実地に即した勉強会として
年2回のペースで開催しております。
13回目となります今回のテーマは【肝臓】。
今回は、
『 変化し続ける肝炎診療
~がんにもつながる肝障害、
専門医にご相談ください~ 』
と題し、
佐藤雅哉先生にご講演いただきました。
佐藤雅哉先生:
東京大学医学部附属病院 検査部
調布東山病院 非常勤(毎週水曜)
アルコール多飲だと「アルコール性肝障害」
肥満だったら「脂肪肝」と思われがちですが、
意外な原因が潜んでいるかもしれません。
また、検査を進めていくと
既に病期がかなり進行していることが判明し、
患者さまの疾患認識に変化が起こることも
あります。
当日は地域の先生方からご紹介いただいた
症例も交え、検査や治療とともに
変化し続ける肝炎診療について学ぶ
良い機会となりました。
当日は前日の大雪の名残で足元の悪い中、
多くの先生方が足を運んでくださいました。
また講演後は多くの質問をいただき、
30分にも及ぶ活発な質疑応答となりました。
心より感謝申し上げます。
会の終わりに、当院の検査科と地域連携室から
少し当院のご案内をさせていただきました。
このような会を重ねていくことで、
「顔の見える連携」が実現できます。
これからも地域の方々と協力し合い、
日々の診療の質を高める努力を
していきたいと考えています。
次回は7月開催の予定です。
多くの皆さまのご参加を
お待ち申し上げております。