梅雨が明けて初夏に見かけるビワの実。

楽器の琵琶の形の実をつけることから
“ビワ”と名付けられるようになったとか。

四国、九州の石灰岩地帯に自生します。

ビワの花期は寒さを感じるようになる
11月から12月。
白い5弁の花で芳香があります。

若枝、葉裏、花軸、花柄、がくには
細かい毛が密生しています。

そして初夏に、球形から卵形をした
黄橙色の実をつけます。

(文・写真:山田 隆)