病院では、法定で定められている研修がいくつかあり、
全職員が受講しています。

そのうちの1つ、「感染対策勉強会」が今年も行われました。

今回のテーマは「嘔吐物の処理方法(実践)」。

ノロウイルス等、
食中毒や感染症の2次感染を最小限に食い止めるために
吐しゃ物をより安全に、
正しく処理する方法を学びました。

当法人のICT(感染制御チーム)作成の動画で処理方法を頭に入れ、
いざ、実践です。

汚染場所に関係者以外の人が近づかないように
他の患者さまを安全な場所に誘導し、
吐しゃ物処理セットを用意、
そして、処理する人と介助する人に分かれて処理していきます。

ガウン、N95マスク、シューズカバー、手袋といった個人防護具を装着、

嘔吐物やその周辺を拭き上げ、
使用したものを袋に入れ、
個人防護具を決まった順序で外して処分。

いざというとき、感染拡大を防ぐために、
講義だけではなく、このようにしっかり実践して学んでおります。