10月15日の日曜日、
調布市医師会の主催で
「調布医学会」が開催されました。
医師のみが参加する学会ではなく、
歯科医師・薬剤師・看護師など
多職種の方々にご参加いただき、
調布の医療についての情報交換と、
将来への展望を話し合う機会になればと
いうことで、初めて開催されました。
午前の部は一般市民の方を対象とした
市民医学講座です。
まずは、
国立長寿医療研究センター名誉総長であり、
名古屋大学名誉教授の大島伸一先生により、
「地域が変わる、医療が変わる」と題した
特別講演がありました。
そのあと、調布市民の皆さまに向けて、
「在宅医療とは」
「調布市の在宅医療の現状は」
について知っていただくための
シンポジウムが行われました。
当院の中村ゆかり医師が
シンポジストとして参加、
“病院の立場から:病院の訪問診療”
についてお話させていただきました。
午後の部は医師や医療従事者対象の
学術集会です。
テーマは以下の5つです。
1.地域医療
2.乳幼児保健
3.学校保健
4.臨床報告(1)
5.臨床報告(2)
当院の職員も演題発表を行いました。
1の地域医療では放射線科の小林乃梨技師が、
“マンモグラフィ検診における
技師読影開始に向けての取り組み報告”
4の臨床報告(1)」では内科の村岡和彦医師が、
“透析を含む集中治療にて救命可能であった
末期腎不全の若年男性”
調布市医師会長の佐々木先生は、
「地域の医師同士が顔を合わせることで
地域医療連携の促進につながると思います。」
とおっしゃっています。
継続して積極的に参加していきたいと思います。