9月3日の日曜日、東京都と調布市が
合同で防災訓練を行いました。
調布市では『調布市地域防災計画』が
制定されており、震災などの大規模災害時には
市内8箇所の病院と東京慈恵会医科大学附属
第三病院に『緊急医療救護所』が設置されます。
災害時には多数の傷病者が集中することが
予想され、限られた医療資源の中で一人でも
多くの命を救うために、治療の優先順位を決める
『トリアージ』を行って処置や治療・搬送などの
医療救護活動を行います。
今回はその訓練が行われました。
ニュースでもその模様が流れていましたので、
ご覧になった方もおられるかと思います。
来る10月29日(日)には当院でも
災害訓練を開催いたします。
調布東山病院では4年前より災害訓練を開始。
2回目から調布市役所や医師会・歯科医師会・
薬剤師会・柔道整復師会や小学校などの
各団体の皆様に、また昨年の3回目から
地域住民の皆様にも『傷病者役』として、
ボランティアでご参加いただいております。
今年は調布市と狛江市を中心に初めて企画された
『3病院合同災害訓練』として実施します。
狛江市の東京慈恵会医科大学附属第三病院、
調布市の青木病院と当院の3箇所で同時に、
より広域での訓練を行うことになりました。
当日は本番さながら、たづくり西館には
「調布市医療災害対策本部」が設置され、
例年行っているトリアージ訓練に加えて
近隣のDMATへの出動要請や、病院間の
患者搬送も予定しています。
この訓練では今年も『傷病者役』をして
いただける方を募集しています。
大規模災害でご自身やご家族が負傷した時、
病院がどのような体制を取っているか、
体験していただくことができます。
ご興味のある方は以下までお問い合わせください。
問い合わせ先:調布東山病院 経営企画部
042-481-5583