第92回 とうざん生活習慣病教室
公開日 2017/05/22
5月20日(土)、
29年前から開催をつづけている
“とうざん生活習慣病教室”の
第92回目が開催されました。
今回の講師は、
東京慈恵会医科大学附属第三病院
脳神経外科 石井卓也 先生
です。
『手術で治せる認知症 ~認知症の正しい理解と早期発見のために~』を
テーマにお話しいただきました。
当日、会場には約40名もの方々が来場。
認知症への関心の高さが伺えます。
主催者である吉田名誉院長からのご挨拶の後、
講演が始まりました。
具体的な症例や、動画などを通じて、
認知症にはさまざま原因があること、
認知症の種類ごとの症状や対応など、
とてもわかりやすくお話しいただきました。
脳卒中についてもお話しいただき、
大変勉強になる会でした。
次回は、
10月21日(土)に加藤泰一先生
(前さいたま赤十字病院 院長・当院 非常勤医師)をお招きし、
テーマ:『高脂血症(脂質異常症)の最新治療 -食事療法と薬物療法-』
についてお話しいただく予定です。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
都立9庭園④ ~旧芝離宮恩賜庭園~
公開日 2017/05/18
旧芝離宮恩賜庭園は、先日ご紹介した
浜離宮恩賜庭園の近くにあり、
小石川後楽園とともに今も東京に残る、
江戸初期の大名庭園のひとつだそうです、
回遊式泉水庭園で、
大きな池と様々な石が特徴。
石は小田原から運ばれたとか。
池は、もともと海水を引き入れて作られたものですが、
海水の取り入れができなくなった現在は
淡水の池になっています。
また、こういった庭園には珍しく、
弓道場が併設されています。
今の時期、珍しいモチツツジの花が咲いています。
一見、よく見かけるツツジと同じようですが、
茎や葉がお餅のようにネバネバしているので、
モチツツジと呼ばれています。
また、芝離宮恩賜庭園には
少し大きめの雪見灯篭があり、
灯篭と池の向こうに大きなビル群が
写っている写真が多く見られます。
撮影:山田 隆(リウマチ科)
第1回 つなぐカフェ
公開日 2017/05/13
5月13日土曜日、
7階の職員食堂に「つなぐカフェ」を開催しました。
わずか2時間だけのオープンです。
「お茶を飲みながら、
あなたやご家族の認知症のこと、
健康のことをお話ししませんか。」
というお誘いのポスターをご覧になった
多くの患者さまやご家族の方々が
あいにくの空模様ながらも
足を運んでくださいました。
会場にはさまざまなテーマごとの相談コーナーをご用意。
和やかな気持ちでお話ししていただけるよう、
かわいいお花を各テーブルに飾りました。
お茶やコーヒーを飲みながら、
当院の看護師や保健師、ケアマネジャーとの会話が
弾んでいるようです。
10分~15分の講演も行いました。
◆訪問看護認定看護師による
“自宅でできる皮膚トラブル予防”のお話
◆摂食・嚥下障害看護認定看護師による
“食事について”のお話
◆ユマニチュード認定インストラクター・看護師による
“認知症の方との向き合い方”のお話
初めての試みでしたが
おかげさまで、お越しいただいた方々の反応は上々、
「ためになりました」
「楽しかったです」
「リラックスして話ができました」
といった感想をいただきました。
心より感謝申し上げます。
都立9庭園③ ~浜離宮から浅草へ~
公開日 2017/05/12
ゴールデンウィーク前の日曜日、
写真部員総出でカメラ片手に出かけてまいりました。
10時に浜離宮恩賜庭園に入園。
ヤマザクラや大きな牡丹が美しく咲き、
大きな藤棚も淡い紫色に染まっていました。
特にボタン園は圧巻で、
60種、800株が植えられています。
また、鴨場や海水の取り組み口、
そして東京都で一番大きな黒松「三百年の松」も
楽しむことができます。
広い庭園をカメラ片手に歩いていると
あっという間にお昼。
12時頃、浜離宮恩賜庭園から浅草に向けて
水上バスが出ますので間に合うように撮影会を終了し、
水上バスに乗り込みました。
約1時間の水上バスは
隅田川を築地、日本橋、浜町、両国、蔵前を通り
浅草が終点です。
観光スポットを楽しんでいるうちに到着。
スカイツリーをバックに記念写真を撮り、
昼食を取りました。
昼食会場は権八。
2002年にブッシュ米大統領(当時)夫妻を
小泉首相が招待した居酒屋の浅草店で、
隅田川沿いにあります。
私たちは撮影した画像を見ながら
反省会という名の会食に、時が経つのを忘れた
午後を過ごしました。
都立9庭園② ~旧古河庭園の春~
公開日 2017/05/02
東京都立の9庭園を順にご紹介していますが、
今回はその2回目です。
前回は六義園の枝垂桜をご紹介しましたが、
今回は「旧古河庭園」です。
旧岩崎邸や鹿鳴館等を設計したイギリス出身の建築家
ジョサイア・コンドル氏設計の洋館と様式庭園に、
平安神宮神苑等を造った庭匠の小川治兵衛氏による
日本庭園が美しく調和し、独特の雰囲気を作っています。
こちらはバラで有名な洋館ですが、
この時期は写真のようにまだ低い枝のみの状態です。
春は5月中旬から6月にかけて、
秋には10月中旬から11月にかけて、
いずれもバラが洋館を飾ります。
春のバラの時期にはライトアップもされるとか。
特別撮影会も行われるようです。
※詳細は東京都公園協会のサイトでご確認ください。
(別画面が開きます)
バラがクローズアップされる旧古河庭園ですが、
ツツジも華やかに洋館を彩ります。
また日本庭園には枯山水を取り入れたり
雪見灯篭や茶室があり、
どの季節も楽しむことができます。
間もなくゴールデンウィーク。
出かけてみてはいかがでしょうか