旧芝離宮恩賜庭園は、先日ご紹介した
浜離宮恩賜庭園の近くにあり、
小石川後楽園とともに今も東京に残る、
江戸初期の大名庭園のひとつだそうです、
回遊式泉水庭園で、
大きな池と様々な石が特徴。
石は小田原から運ばれたとか。
池は、もともと海水を引き入れて作られたものですが、
海水の取り入れができなくなった現在は
淡水の池になっています。
また、こういった庭園には珍しく、
弓道場が併設されています。
今の時期、珍しいモチツツジの花が咲いています。
一見、よく見かけるツツジと同じようですが、
茎や葉がお餅のようにネバネバしているので、
モチツツジと呼ばれています。
また、芝離宮恩賜庭園には
少し大きめの雪見灯篭があり、
灯篭と池の向こうに大きなビル群が
写っている写真が多く見られます。
撮影:山田 隆(リウマチ科)