医療機関では「医療安全」に関する勉強会を
年2回程度行うことが義務付けられており、
職種を問わず全職員が受講します。

今年度は春に1回目として
「医療安全とインフォームドコンセント」
をテーマに実施。

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そして2回目の先日は外部講師をお招きし、
「ヒューマンエラーの認知科学」と題して
ヒューマンエラーを心理学の観点から
解説していただきました。

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うっかりミスをどうやって防ぐか?

原因は、
・注意がそれる
・注意が薄れる
・強い誤った記憶
・弱い正しい記憶
といった、ノンテクニカルな心理的要因や
身についていない技術、いつもと違う行為に
よるものが殆どです。

そこで、人と人、人と手続き、人と道具(機器)、
人と環境、人の教育という多角的なアプローチが
重要になってきます。

講演では実験映像を用いて、人間の脳の処理能力や
注意の持続時間の限界を認識したり、
『指差確認』の効果を体感したりしました。

職業を超え、また職場だけではなく、
ご家庭やどんな場面にも起こりうる
「うっかりミス」。

そのメカニズムを知ることで、
しっかり防ぎたいと思います。

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 講師の静岡英和学院大学短期大学部 
 重森先生を囲んで記念撮影