7月8日(金)の夜、調布消防署にて
「防火女性の会」の活動がありました。
「防火女性の会」とは消防署の下部組織で、
調布市内にお住まいの女性が中心となって
家庭から防火・防災を広める活動をしています。
調布市の火災予防運動に合わせて、
消防署と合同での火災予防広報活動や
市が主催する水防訓練、総合防災訓練などへも
参加しています。
また、防災や応急救護に関する知識や技術の向上のため、
独自に訓練やミーティングを行って、防災行動力を
身につけるようにしています。
今回は、
「炊き出し訓練と三角巾の使い方」
を行いました。
まずは、50名分の炊き出しです。
アルファ米でできた炊き込みご飯を作ります。
収められている道具と箱を使い、
説明書に書かれている通りに準備します。
慎重にお湯を注いでしっかりと箱を閉じ、
できあがりを待ちます。
(水でも作れます)
炊き出しができるのを待つ間に、
三角巾の使い方を学びます。
三角巾ひとつで、止血したり、
傷口を守ったり、腕を吊ったり・・・と
幅広く応用が利きます。
ご家庭でできる救急処置のひとつなので、
是非覚えておいてほしい、と説明がありました。
そうこうしているうちに炊き込みご飯ができあがり!
箱を開くと美味しそうな良い香りと湯気が!
完成した山菜おこわ
そして、試食会です。
一人分はお茶碗に2杯くらいはあるのでは
ないでしょうか。
しっとり、少しもっちりしたご飯は、
熱々でいただくのはもちろん冷めても美味しく、
イザというときにお腹を満たして
ホッと一息つくことができそうです。
災害時に備えて、
このような訓練を何度も繰り返していると、
あわてずにスムーズに動くことができます。
自分たちの暮らす街を自分たちで守る、
お互いに声を掛け合い、助け合うために
これからも訓練に参加して、地域の方々と
触れ合う時間を大切にしたいと思います。
参加者へのお土産
「災害救助用クラッカー」