東日本大震災から5年がたちました。
人々が力を合わせ、
復興へと歩みを進めている姿を拝見し
胸に熱いものがこみ上げてきます。
ご自分の年齢や得られる収入を考えると
躊躇せずにはいられないお店の再開も、
地域の皆さんのため、
従業員のため、と
5年経ってようやくオープンを決意した
小売業の方。
ローンを組んで一軒家を建てた直後に家が流され、
家と職を失われて途方に暮れていたところ、
北海道に移り住む提案をしてくださる方と出会い、
サラリーマンからイチゴ農家に転身して頑張り始めた方。
それぞれの街の整備のために
毎日毎日作業を進めていらっしゃる方々。
復興に向けて頑張っていらっしゃる方々へ
敬服の念を持たずにはいられません。
希望を持って、一歩一歩進んで行くことで
活路を見出せることを信じております。
そして私たちの病院でも
当時の様子を振り返ったり
“災害伝言ダイヤル”の使用方法を確認したり
マニュアルをチェックしたりしました。
自分たちが貢献できることはなんでしょうか。
いざというときに
できる限り平常心で動くことができるよう
しっかりと準備し、訓練を重ねていくこと。
そしてもちろん、
日々一生懸命、仕事に勉強に力を注ぐこと。
私たちの真摯な姿、明るく頑張る姿が
生きる希望や勇気を与えると信じて。