先日、地域の防災訓練に参加しました。

近くの神社に集合、町会のベストを着け
避難路を進みます。

住み慣れた町ですが普段通ったことのない道を通って、
会場の公園に着きました。

主催者や消防署の方々の挨拶の後、
5つのグループに分かれ、順番に体験しました。

 

1)AED
  …公共施設などの設置場所を確認しておくだけでなく、
   使い方を知っておくことが重要です。

  訓練では、ついやるのをためらってしまいがちですが、
  消防職員の方は
  「やって下さい。見ているだけでは死んでしまいますよ」
  と呼びかけていました。

  倒れた人を見かけたら、周りの人に大きな声で呼び掛け、
  救急車を呼んでもらうなど、協力を仰ぐのも必要です。

2)119番に電話
  …23区内は大手町、多摩地区は立川のセンターに繋がります。

  必ずしも最寄りの消防署にかかるわけではないので、
  「〇市〇町〇丁目〇番地」まできちんと伝えましょう。
  一軒家か集合住宅か、何階建てかも重要です。

  場合によっては消防から折り返し確認の電話がかかることがあるので、
  すぐに電話を使ったりしないようにしましょう。

  最近の携帯電話やスマホにはGPS機能があり、
  場所の特定も可能なようではありますが、
  電話でも確実に伝えるようにしましょう。

  通報では「火事(消防車)」か「急病人(救急車)」なのか、
  救急車なら対象者はどんな状態なのか…を忘れずに。

  訓練では参加した子供にも「お母さんが倒れました」など、
  実際に体験させていました。

  いざという時は、大人でも自分の住所を忘れたり
  言い間違えたりするので、
  電話の前に言うべきことを貼っておくと良いそうです。

  ちなみに経験から言いますと、
  他市で一人暮らしの姉が「苦しい!助けて!」と
  電話してきたことがあります。
  自分の住んでいる場所ではありませんでしたが、
  住所を伝えて、救急車は出動して下さいました。

  消防車も救急車も、使わなくて済むのが一番ですが、
  必要な時に対処できるよう、日頃から備えておくのが大事です。

3)煙体験
  …先日大きな事故があったばかりなので、消防署員の説明にも
   力が入っていました。

 

4)起震車
  …震度7体験は、何より衝撃でした。

 

   前に震度5を体験していたので、ちょっと余裕で臨んだのですが、
   とんでもない!苦笑いも出ません。

   テーブルの下に潜ろうとしたところ、
   既に女の子がいて躊躇していたら、
   揺れでテーブルに頭がゴツゴツ当たり、
   余計に焦ってしまいました。

   起震車も、機会があれば体験しておくことをお勧めします。

5)消火器
  …最近の消火器は性能が良く、5~8m位は届くので、
   落ち着いて火元に向けて消火をします。

   一度レバーを握れば消火剤が出続けるので、
   火が弱まったら近づいて消火します。

   この時も「火事だ!」と大きな声を出すことが大事です。

最後に、これも非常時訓練の一つとして、
役員の方の作ってくださったとん汁や
非常食の混ぜご飯とお土産を頂き、
2時間の防災訓練は終了しました。

 

地域の防災訓練には参加しておくことをお勧めします。