大國魂神社へお詣りしました。
7月20日は、大國魂神社のすもも祭りでした。
私が子供の頃は、もも市と呼んでいました。
この日だけ、境内で「からす団扇」が売られます。
縁起によれば…
-************************-
神代の昔、御歳神様が虫害や、災難を除く方法をいろいろ
教えられたうちに「からす扇を以って、扇げ」と教えられた
故事に基づいて、当神社は、からす団扇と扇子を奉製して
毎年七月二十日に、これを頒布いたして居ります。
東京都府中市 武蔵総社 大國魂神社
-************************-
そんなわけで、多摩地方地元民の多くの家の玄関には、
このからす団扇があります。
ところで、すもも屋さんは大体8時頃から出るのですが、
2軒位はいつも開門前から準備しているので、
その内の1軒に寄りました。
お店によって違う種類のももを置いていて、楽しいんです。
もも市の方は7月20日以降も開いているみたいです。
もも屋さんと色々話をし、写真も撮らせて貰いました。
喋っていたら、つい地元の言葉遣いになっていた
多摩人の私でした。
お店の前でももを眺めていたら名前を呼ばれ、
振り向くと、買ったばかりのからす団扇を手に、
坊やを乗せた自転車をひく某看護師さんが
ご主人とともに立っていました。
そんなこんなで、買ったすももはこの2種類です。
「すもも祭り」なので、本来はすももを買うところですが、
敢えて昔ながらのすももではないものにしました。
手前の、緑の皮で中が赤い「ソルダム」は、
通称「スイカもも」。
これは子供の頃、実家に木があったので懐かしく、
見かけるといつも買ってしまいます。
皮が透けて中の赤が見えるようになって、
少しぷよぷよ感が出てきたら、食べ頃です。
でもそのままもう一日置くと…もうダメ。
デロデロになって不味くなります。
奥の大きいのは、本日もも屋さんの一押し、
「貴陽」です。
すももでありながら、この大きさ。
これも赤みを増してやや軟らかくなったころが
食べ頃です。
明日の仕上がり(?)を楽しみに、
ももを前かごに入れ、からす団扇を持って
自転車で帰りました。
<追伸>
もものうんちく:
ももには、すもも(李)ともも(桃)があります。
大國魂神社のは「すもも」祭りですが、
ももを売るお店も出ています。
そこで、早口言葉:
「すもももももももものうち」→「李も、桃も、ももの内」
おそまつm(__)m