先日から盛んに報道されておりますので
既にご存知と思いますが、
冒険家の三浦雄一郎さんが、
80歳にしてエベレストの登頂に成功されました。
これまでに70歳、75歳の時にも登頂されており、
80歳の今回で3回目となるとのこと。
三浦さんが特別なのかと思いましたが、
何とライバルの81歳のネパール人男性も、近く登頂する予定とか。
まさに驚嘆!の一言です。
同じ日の朝刊の紙面には
“子供の運動能力低下が心配されている一方で
高齢者(65~79歳)の体力は、年々伸びている”
とありました。
その理由の一つに
“東京オリンピックを見た感動世代”
ということがあるそうです。
また、
“20~60歳の40年間をどう過ごすかが問われる”
ともありました。
“反省”の一言です。
話は変わりますが、
『夜と霧』の著者、V・E・フランクルは、人生を砂時計に例えて、
上部の砂を 『将来』、
真ん中を通過する砂を 『現在』、
底に溜まった砂を 『過去』、
と表現したそうです。
また、
「多くの人は年齢を重ねると
『自分の将来が残り少ない』と嘆くが、
必ずしもそうではない。
底に溜まった砂という宝に目を向けるべきだ」
と諭したそうです。
三浦雄一郎さんの砂時計までは無理でも、
小さな自分の砂時計に溜まった砂を、
少しでも多く出来ないかなと思います。(T)