透析センター所属の臨床工学技士です。
病院には、色々な職種が集まっているって、
なかなか知られていないのではないでしょうか?
そんな知られざる職種の1つでもある、
臨床工学技士の紹介をしたいと思います。
工学と言うぐらいですから、学生時代には
機械的・電気的な勉強と、臨床と言う医療的な勉強を
学んできました。
病院で良く目を凝らすと、多種多様な機械が実はあるのです。
そして、それらの機器の精度が不確かだと、
治療も上手く行かない…なんて事もあるので、
それらの機器の保守・点検を専門に行う資格として、
臨床工学技士ができたわけです。
現在、当病院には10名の臨床工学技士が勤務しています。
普段は主に3Fにある透析センターで業務をしているのですが、
病院内には、他の場所にも沢山の機械があります。
以前は点検を週に1度まとめて行っていたのですが、
もっともっと積極的に点検していこう!とスタッフで話し合い、
現在は毎日病院内の医療機器を点検しています。
透析センターでの業務も行いながら、
病院内の機械点検を日常業務に組み込んだことで、
どの機器がどれぐらいの頻度でどのように使用されているか、
詳しく把握できるようになってきました。
また透析室から外に出ることで、
「透析室のスタッフ」ではなく「調布東山病院のスタッフ」として、
業務を行っていると言う実感もわいてきたところです。
そんな、あまり知られていない、私たち臨床工学技士も
当病院には働いています。
みなさん、お見知りおきを!
2月もあっという間に半ばを過ぎてしまいましたが、
まだまだ寒い日が続きますね。
インフルエンザもピークを迎えて、
陽性率が7割程に・・・
当院を受診されている方では、
20代~40代の働き盛りの方が多いようです。
みなさん。
手洗い、うがい、マスクでしっかり予防しましょう!!
放射線科にはシャンパン(スパークリングワイン)同好会があります。
会員は2名ですが・・・
1月に行われた同好会の活動報告をさせて頂きます。
調布の天神通りにある「イオンリカー」さんで
ワインやシャンパン等を購入すると、
提携している居酒屋さんにそのお酒を持ち込むことが
出来るんです。
よって今回は会長の指示で、持込み企画となりました。
(持込み料1,050円)
![houshasenn](/wp-content/uploads/2013/02/houshasenn.bmp)
エスパーニャ産?(多分スペインのこと)の
スパークリングワインを購入して、さっそく提携店に連絡。
エスパーニャ産スパークリングワインを
美味しくいただきました。
![houshasenn](/wp-content/uploads/2013/02/houshasenn1.bmp)
![houshasenn](/wp-content/uploads/2013/02/houshasenn2.bmp)
リハビリ室の役割は、患者さんのリハビリだけではありません。
病院で働くスタッフに対するアドバイスも大事な仕事です。
リハビリスタッフは人体の仕組みを勉強しており、
【起き上がり】や【立ち上がり】の動作がしやすくなる
誘導の仕方を知っています。
その知識は、介助時の腰痛になりにくい介助姿勢や、
安全で負担の少ない介助方法の指導にも応用できるのです。
(『ボディメカニクス』といいます)
今回は病棟スタッフからの依頼を受けて、
『腰痛になりにくいトランスファー(移乗)』
についての勉強会を実施しました。
![トランス勉強会1](/wp-content/uploads/2013/02/9b1d2fe00d382f65f7e86a12fa3ac713-225x300.jpg)
車椅子からベッドに乗り移る動作を介助する場合を例にすると、
ただ真上に引き上げても、人の身体はなかなか持ち上がりません。
この時、
【介助される方の上体を前に倒す】 (お辞儀をするイメージです)
ことで、介助される側も自然な動きを誘導され、協力しやすくなります。
また、麻痺などで足に体を支える力がないか弱い方の場合、
【介助者の膝で患者さんの膝を押さえ、そこを支点にしてお尻を移動させる】
という方法があります。
「膝を押さえるんですヨ」「なるほど~」
ちなみに介助には、よりよい方法を体得することはもちろんですが、
最近は便利な福祉用具がありますので、
そういうものをうまく使うことも介助者の身体を守るコツです。
![肘掛け跳ね上げ式車椅子(右の肘掛けを上げた状態)](/wp-content/uploads/2013/02/33c4f1439e94865523cf69c330f0c88f-225x300.jpg)
肘掛け跳ね上げ式車椅子
(手前の肘掛けを上げています)
![トランスファーボード](/wp-content/uploads/2013/02/1aab7fe60e4217d7b7247c8675cd90d1-225x300.jpg)
トランスファーボード
この他、ベッドの高さを調整するだけでも、
腰への負担を減らすことができます。
看護師や看護助手のように、
日常的に患者さんのケアをするスタッフにとって、
腰痛は職業病とも言えます。
スタッフが腰痛になることを防ぐことで、
笑顔で患者さんと接していきたいですね!
早くも2月になりました。
まだ連日寒さが厳しいですが、
天気予報によると、この数日は暖かくなるそうです。
明日(2/2)は最高19度とか。
寒さも一息といったところでしょうか。
暖かくなるのはうれしいのですが、個人的には憂鬱な点も。
それは・・・
花粉が飛び始めるからです。
悩まされている方は多いと思いますが、
私は小学校以来、既に30年以上。
まだ「花粉症」があまり知られていなかった頃、
この時期になると風邪でもないのにマスクをして
怪しがられていました。
なので、この時期気温が上がると、
花粉の状況がとても気になります。
ちなみに花粉の飛ぶ量は年によってかなり違いますが、
報道によると今年は、例年より少なかった昨年に比べ
量で「数倍」、しかもピークが長いそうです。
私の場合、急に暖かくなって、さらに風が強く吹いたりすると、
とたんに 鼻詰まり → 口で呼吸 → のど痛 と来て
さらに頭も重くなり、結局風邪と同じような状態になります。
明日はまさに「急に」暖かくなりそうで、
とても嫌な予感が・・・。
これからゴールデンウィークあたりまでは、
あまり外に出たくなくなります。
同様に花粉症の皆様、しっかり対策を取って
乗り切りましょう。