透析センター所属の臨床工学技士です。

病院には、色々な職種が集まっているって、
なかなか知られていないのではないでしょうか?

そんな知られざる職種の1つでもある、
臨床工学技士の紹介をしたいと思います。

 
工学と言うぐらいですから、学生時代には
機械的・電気的な勉強と、臨床と言う医療的な勉強を
学んできました。

病院で良く目を凝らすと、多種多様な機械が実はあるのです。

そして、それらの機器の精度が不確かだと、
治療も上手く行かない…なんて事もあるので、
それらの機器の保守・点検を専門に行う資格として、
臨床工学技士ができたわけです。

現在、当病院には10名の臨床工学技士が勤務しています。

普段は主に3Fにある透析センターで業務をしているのですが、
病院内には、他の場所にも沢山の機械があります。

 
以前は点検を週に1度まとめて行っていたのですが、
もっともっと積極的に点検していこう!とスタッフで話し合い、
現在は毎日病院内の医療機器を点検しています。

透析センターでの業務も行いながら、
病院内の機械点検を日常業務に組み込んだことで、
どの機器がどれぐらいの頻度でどのように使用されているか、
詳しく把握できるようになってきました。

また透析室から外に出ることで、
「透析室のスタッフ」ではなく「調布東山病院のスタッフ」として、
業務を行っていると言う実感もわいてきたところです。

そんな、あまり知られていない、私たち臨床工学技士も
当病院には働いています。

みなさん、お見知りおきを!