桜ヶ丘東山クリニックは、京王線聖蹟桜ヶ丘駅より徒歩3分の交通の便利な場所にあります。この地域で30年以上にわたり、慢性腎不全患者さまの血液透析を行っています。
2014年1月に現在の施設に移転、それまでビルの4・5階だったクリニックを1階に移動し、災害への備えも強化しました。これに伴い透析ベッドを40床に増床、透析機器も更新しました。新しい機器の自動機能を有効活用し、効率よい操作が可能になったことで、さらに余裕を持って対応することができるようになりました。
当クリニックでは質の高い透析看護の実践を目指しています。経験豊富な看護師を中心に、日々医師や臨床工学技師・事務スタッフとも情報交換を行って、患者さまに起こり得る問題を想定した看護計画の策定と展開を心がけています。
より高度な検査や入院治療が必要となった場合でも、調布東山病院をはじめとする近隣の医療機関と密接に連携を図り、迅速に対応しています。
私たちは慢性腎不全の方が、透析を受けながらも住み慣れた地域で「その人らしく」生活していけるようにするため、質の高い透析の提供と合併症の予防が非常に重要だと考えています。
特に足病変の早期発見を目的とした予防的・継続的フットケアに力を入れ、患者さまのQOLの維持に積極的に取り組んでいます。
東山会では法人全体での研修や、看護部主催の勉強会なども数多く行われており、透析看護の経験がない方や子育て中の方でも、学びながら安心して働き続けられる環境が整っています。