喜多見東山クリニックは、小田急線喜多見駅から徒歩5分程の閑静な住宅街の中にあります。
送迎バスを利用して自宅から通院されている患者さまが多くおられますが、最近では周辺の有料老人ホームに入居されている方の通院も増えてきています。
世界に類のない超高齢化社会を迎えている現在、当クリニックの透析患者様も平均年齢が72歳となり、全国平均の65歳に比較するとやや高齢者の多い施設となっています。
当クリニックでは全スタッフが一丸となって、安全で安心な透析治療の提供に努力しています。医療安全委員会を中心に、インシデントレポートの共有や評価の振り返りを行って再発防止に取り組んでいます。
高齢の方で透析が困難と思われる事例であっても、入室から退室までチームで連携して関わることで、患者さまに安心して治療を受けていただける体制を整えています。
透析患者さまに多い下肢動脈疾患についてはABI測定や定期的なフットケアなどを行い、合併症の早期発見・治療、また専門医への紹介につなげるための足の観察を強化しています。
他にも院内感染対策や災害対策、業務改善や5S運動など、チームでの活動も活発に行われています。
各スタッフが自ら責任をもって活動する風土があり、一人ひとりが主役として頑張っています。
私たちは当クリニックに来られる患者さまが、自宅で・地域でその人らしく生活しながら、通院治療を継続することができるようにしたいと思っています。
そのために普段から地域包括支援センターやケアマネジャー、訪問看護ステーションなどの方々と情報交換を行い、顔の見えるコミュニケーションで連携を強化して、患者さまを支えることができるよう努力しています。
今後もスタッフの笑顔とハートで、患者さま・ご家族・地域を支えるクリニックでありたいと願っています。