6階病棟は42床の内科病棟です。「地域に根差す病院」ということもあり、20~100歳代までと幅広い年齢層の方が入院されています。当院を「かかりつけ」として頂いているご高齢の患者さまも多く、家族に接するように関わらせて頂いています。
疾患も循環器内科・呼吸器内科・内分泌内科・血液内科・腎臓内科・神経内科と様々ですが、他にも消化器内科や骨折などの患者さまが入院されるため、多岐にわたる疾患の看護を学ぶことができます。中でも、同じ法人の中に2つの透析クリニックを有していることから、維持透析を受けている患者さまが多いのも特徴と言えます。
内科の患者さまは5階病棟にも入院されますが、糖尿病の教育入院や透析導入の場合は6階病棟への入院になります。
6階病棟には摂食嚥下障害看護認定看護師も勤務しており、嚥下機能評価をはじめ、言語聴覚士・管理栄養士との協働のもと、適切な食事の提供や体位の工夫などを行い、患者さまの「最期まで食べたい」という気持ちに応えたいと思っています。
スタッフは20代後半が一番多く、全員が病棟という家族の一員として、お互い支えあいながら元気に働いています。新入職者も安心して働くことができるよう、サポーター二人体制を取っており、技術面・精神面での支援を行っています。
6階病棟では、患者さまが住み慣れた地域で生活できるよう支援していくこと、スタッフが笑顔で働き続けられる職場作りを目指しています。
高齢の患者さまは、入院をきっかけに生活スタイルが変わってしまうことが多々あります。患者さまのIADL低下や認知症へのケアを行い、多職種と連携を取りながら早期に生活の場に戻れるようチームで取り組んでいます。
より良い看護を提供するためには、スタッフの満足感や笑顔も大切だと思っています。当病院には認定看護師やユマニチュードインストラクターもおり、実践を通じて知識や技術の習得ができ、また、勉強会の開催や資格取得の支援なども行っております。
スタッフが笑顔で、患者さまやご家族に寄り添った看護が提供できるよう努力していきます。