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検査科

検査科のご紹介

ごあいさつ

検査科は現在9名体制で検体検査・採血業務・輸血検査・生理機能検査を行っており、信頼性の高い検査データを迅速かつ正確に臨床に提供しています。
スタッフは積極的に認定資格を取得し、また外部の研修会にも参加して、日々更なる専門性の習得と維持に努めています。院内のチーム医療の担い手として、院内感染対策にも取り組んでいます。

業務内容

検体検査は、生化学検査・血液検査・尿一般検査を行っており、外来診療前の検査結果を1時間以内に報告しています。
感染症、腫瘍マーカー、内分泌、細菌、病理組織、細胞診などについては外部機関に委託しています。

採血部門は検査科と看護部が共同で運営しており、検査科は午後外来の採血を担当しています。

輸血検査では血液型検査と交差適合試験を行う他、血液製剤の供給と保管を担当しています。

生理機能検査は超音波検査・心電図検査・呼吸機能検査・血圧脈波検査を行っています。

他に24時間体制の生化学及び血液検査の測定機器の保守と管理を行っています。
夜間帯の検査は原則として当直医師が行いますが、緊急輸血などについてはオンコール当番制を取っています。

精度の管理

精度管理を毎日行うほか、外部の精度管理調査(日本医師会「臨床検査精度管理調査」、日本臨床衛生検査技師会「臨床精度管理調査」)にも参加して、検査精度の維持に努めています。

取得資格

日本臨床検査同学院認定 二級臨床検査士 4名
            緊急臨床検査士 1名
日本超音波医学会認定  超音波検査士  4名

当院では検体検査室が採血室のバックスペースに位置しており、TAT(検査結果報告時間)の短縮と効率的な業務が可能になっています。また生理検査室も検体検査室に隣接し、患者さまのデータを迅速に共有して臨床検査を行っています。
医師と看護部、医事課と連携をとりながら検査業務を行っています。
家庭的な雰囲気の中でも日々真摯に職務に取り組み、精密で正確な検査データの提供と、患者さまのためになる検査を行うように努めています。

検査科 渡邉科長

採血室

採血を受けられる方へ

血液・尿検査には、血糖・中性脂肪・アンモニアなど、食事によって大きな影響を受ける項目があります。検査前の食事の可否については、担当医にご確認ください。
主な臨床検査については、診察前に行った検査の結果を1時間以内に報告しています。原則として当日中に結果を報告いたします。
ただし一部の検査については分析を外部機関へ委託しており、結果が出るまでに2日から2週間程度かかるものがあります。詳細は担当医にご確認ください。
午前中は大変込み合いますので、時間に余裕をもってお越しください。

生化学検査

採血した血液を分析し、からだに異常はないか、どの部分の疾患なのか、炎症があるか、栄養状態はどうか、などを推測する検査です。

生化学検査の内容

以下の表に検査の目的と主な検査項目をまとめました。

検査の目的 主な検査項目
肝臓 AST(GOT)  ALT(GPT) γGTP
腎臓 BUN(尿素窒素) CRE(クレアチニン)
膵臓 AMY(アミラーゼ)
心臓 CK(クレアチンキナーゼ) CK-MB
糖尿病 血糖 HbA1c(ヘモグロビンA1c)
痛風 尿酸(UA)
動脈硬化 TG(中性脂肪) HDLコレステロール LDLコレステロール
栄養状態 TP(総蛋白) ALB(アルブミン)

生化学検査 項目概要と基準値

項目   検査項目の概要 基準値 単位
TP 総蛋白 血液中に含まれる様々な蛋白質の総量です。主にアルブミンや免疫グロブリンが含まれます。 6.7-8.3 g/dL
ALB アルブミン 蛋白質の中で一番多く、肝臓の異常や栄養不足などで減少します。 3.8-5.2 g/dL
T-BiL 総ビリルビン 肝臓や胆道(胆管、胆嚢)に異常があると増加します。また黄疸があると値が高くなります。 0.2-1.2 mg/dL
AST GOT アミノ酸の代謝に関する酵素で、ASTやALTの存在する体の細胞が壊れると細胞中から血液中に流出して値が高くなります。主にASTは筋肉や心臓、肝臓に多く、ALTは主に肝臓に多く存在し、両者を合わせて肝臓の障害の程度の指標とします。 10-40 IU/L
ALT GPT 5-45 IU/L
LDH 乳酸脱水素酵素 体内の多くの細胞に存在する酵素で、細胞が壊れると細胞中から血液中に流出します。 120-240 IU/L
ALP アルカリフォスファターゼ 肝臓、胆道、骨、小腸、胎盤に多く存在する酵素で、これらの細胞が壊れると血液中に多く流出します。 100-325 IU/L
γ-GTP   アミノ酸の代謝に関する酵素で、肝障害や胆汁のうっ滞で増加します。アルコール多飲や脂肪肝も増加することが多いです。 男 ~80
女 ~30
IU/L
CK クレアチンキナーゼ 心臓や手足など全身の筋肉が動くときに必要な酵素で、心筋梗塞や筋肉の障害や運動などで値が高くなります。 男 60-270
女 40-150
IU/L
AMY アミラーゼ 膵臓や唾液腺でつくられる酵素で、主に膵臓の炎症や膵管の異常で値が高くなります。 40-122 mg/dL
BUN 尿素窒素 体で使われた老廃物で通常は腎臓で濾過、排出されます。腎臓の機能低下で値が高くなるため、腎臓の機能の評価に使用されます。        8.0-20.0 mg/dL
CRE クレアチニン 男 0.61-1.04
女 0.47-0.79
mg/dL
UA 尿酸 プリン体で分解されてできた老廃物で、高いと痛風の原因となります。 男 3.8-7.0
女 2.5-7.0
mg/dL
TG 中性脂肪 採血前の食事内容を反映するため、値が大きく変化することがあります。 30-149 mg/dL
HDL HDLコレステロール 一般に善玉コレステロールと呼ばれ、血管壁から肝臓にコレステロールを運ぶ働きがあります。 男 40-85
女 40-95
mg/dL
LDL LDLコレステロール 一般に悪玉コレステロールと呼ばれ、血管壁にコレステロールを運ぶ働きがあり、動脈硬化の原因となります。 65-139 mg/dL
Na ナトリウム 塩分として体に吸収され、浸透圧と体液量を調整しています。 137-147 mEq/L
K カリウム 神経、筋肉の活動に関係し、大きく正常値から外れると重篤な不整脈の原因になることがあります。また腎機能の低下などで上昇します。 3.5-5.0 mEq/L
CL クロール 血液の浸透圧やPHの保持に重要な役割を担って、嘔吐、下痢、浮腫の水代謝異常を疑う検査です。 98-108 mEq/L
Ca カルシウム 骨の重要な成分で、骨とつくるホルモンや腎機能、ビタミンなどの影響で値が変化します。 8.4-10.4 mg/dL
CRP C反応性蛋白 急性炎症で増加する代表的な炎症マーカーですが、病気を特定することはできません。 ~0.30 mg/dL
CK-MB   心筋梗塞の診断や発作時のモニタリングでみる検査です。 ~25 IU/L
NH3 アンモニア 肝臓病の人が、肝性昏睡になる可能性の有無をみる検査です。 12-66 µg/dL
GLU 血糖 グルコースとして測定されるもので、脳や筋肉の栄養源です。採血した瞬間の血糖値を表します。 70-109 mg/dL
HbA1c へモグロビンA1c ヘモグロビンと糖が結合し、全身をめぐるもので、約1~3か月の血糖の状況を反映します。 4.6-6.2

診断は問診や診察などから総合的に行われます。検査結果は目安とお考えください。
なお、結果の判断や上記以外の検査につきましては、担当医にご相談ください。

生化学自動分析装置TBA-2000FR
糖尿病検査項目自動分析測定装置
DM-JACK Ex

血液検査

赤血球・ヘモグロビン・白血球・血小板・血液像・凝固機能の検査を行います。
貧血・白血病・出血傾向などの血液疾患の病態解析と診断、治療効果判定、また経過観察や予後推定にも欠かせない検査です。
また、その他の様々な病気の検査としても重要です。

血液検査の内容

検査の目的 検査の内容
血球算定 血液中の赤血球、白血球 血小板の数を測定します。
血液像 血液中の細胞の形態を測定します。
凝固検査 血液を止める仕組みを調べます。

血液検査 項目概要と基準値

項目   検査項目の概要 基準値 単位
WBC 白血球 細菌などの病原体から体を防御するための免疫機能の主役となる血球で、感染症や炎症で増加します。 3000-9000 /µL
Hb ヘモグロビン 赤血球中の主成分で酸素の運搬を行う蛋白質の量で、低いと一般に貧血を意味します。 男13.5-17.5
女11.5-15.0
g/dL
PLT 血小板 止血のために働く血球で、減少した場合は出血しやすくなります。肝機能障害で減少することがあります。 14.0-34.0 x10⁴/µL
PT プロトロンビン時間 止血作用を担う凝固因子の働きを調べる検査です。 秒9.4-12.5
活性70-100
INR0.85-1.15


APTT 活性化部分トロンボプラスチン時間 止血作用を担う凝固因子の働きを調べる検査です。 25.0-36.0
FIB フィブリノーゲン 急性の炎症が起こったり、体の組織が破壊されていると増減するので、これらの異常の診断をするために検査です。 155-415 mg/dl
Dダイマー   血栓を起こす病気を発見する検査です。 0.72以下 µg/Ml
血球自動測定装置XT-1800 i
凝固検査測定装置 ACL-TOP 350 CTS
顕微鏡

一般検査

尿・髄液・便などの検査を行います。
尿検査は試験紙を用いた機械を使って、タンパクや糖・潜血などを測定します。

全自動尿分析装置 US-3100R plus

また、尿を遠心分離して、沈殿する成分を顕微鏡で確認します。
これにより、尿中の赤血球・白血球・結晶・細胞・細菌などを観察し、腎臓や尿路系の病態の種類や部位を推測することができます。

鏡検

生理検査

機器を用いて、直接身体を調べる検査になります。
当院で行う検査は、心電図検査・呼吸機能検査・超音波検査があります。

心電図検査

両手両足と胸部に電極をつけ、心臓から出ている電気信号を記録します。
不整脈・心筋梗塞・心筋虚血などの評価に用いられます。

心電図検査の所要時間と検査内容

検査の種類 所要時間 検査の内容
心電図 約5分 心臓の検査です。心疾患の有無をみます。
負荷心電図 約20分 階段の昇降運動をして、運動中による心電図をみます。
ホルター心電図 装着
約15分
携帯型心電計を用いて、24時間の心電図を記録します。通常の生活をして大丈夫ですが、入浴はできません。
血圧脈波 約20分 両手・両足の血圧を測定して、動脈のつまりや硬さをみます。
24時間血圧測定 装着
約15分
携帯型血圧計を用い、昼間は30分ごと、就寝中は60分ごとに、24時間血圧を記録します。
  • 検査開始より終了まで、普段通りの生活をしてください。
    (自動車などの運転は避けてください)
  • 血圧測定中は上腕を安静に保ってください。
  • 2回連続で測定することがあります。
  • 測定中に気分が悪くなったら、オレンジ色のボタンを押してください。
  • 実際の測定時間は、機器装着から26時間になります(最初の2時間は院内での練習となります)。
  • 不明な点がありましたら、午後7時までに当院検査科へご連絡ください。

心電図検査を受けられる方へ

上下が分かれた、脱着しやすい服装でお越しください。

心電図・血圧脈波検査装置

呼吸機能検査

口から出入りする空気の量やガスの質を分析して、肺の機能を調べる検査です。
この検査は主に呼吸器系疾患の診断のために行いますが、手術前などの全身の状態をチェックする目的で行う場合もあります。痛みを伴う検査ではありません。

呼吸機能検査装置
(スパイロメータ)

呼吸機能検査を受けられる方へ

所要時間 約10分
服装 体を締め付けない、楽な服装でお越しください。
検査へのご協力 この検査は、努力次第で検査成績が変わることがあります。
できるだけ正確な結果を得るために、検査中に担当技師が声かけを行いますのでご協力をお願いします。

超音波検査

体表面から超音波を当てて、臓器などの様子をみる検査です。検査の対象によって超音波を当てる位置が異なります。
腹部の臓器(肝臓・胆嚢・腎臓など)は腹に、心臓・乳腺では胸に、頸動脈・甲状腺は首に、下肢血管は足に超音波を当てます。

超音波画像診断装置

超音波検査の所要時間と内容

検査の種類 所要時間 検査の内容
心臓 約30分 心臓の動きや形態、血液の流れを調べます。
頸動脈 約20分 頸動脈の形態や血液の流れを調べます。
動脈硬化の指標の一つとなります。
下肢動静脈 約30分 足の血管(動脈·静脈)の流れ、血栓や静脈瘤等の有無の他、動脈硬化や血管が狭くなっていないかなどを調べます。
腎動脈 約20分 腎臓の動脈の血液の流れを調べます。
腹部 約20分 肝臓·胆嚢·膵臓·腎臓·脾臓·膀胱等の腫瘍や結石などがないか、また脂肪肝や胆石などを調べます。
甲状腺 約20分 大きさや内部の性状、腫瘍の有無を調べます。
乳腺 約20分 乳腺内の腫瘍の有無·形態や性状を調べます。

超音波検査を受けられる方へ

肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・脾臓・大動脈など検査の場合
午前検査の場合 検査前日の夜9時以降、検査開始まで飲食をしないでください。
午後検査の場合 検査当日の朝8時までに食事をお取りいただき、それ以降は飲食をしないでください。
※いずれの場合も、水やお茶は飲んで構いません。
腎・膀胱の検査の場合
腎臓・膀胱(男性の場合は前立腺も)を検査しますので、なるべく排尿を我慢してお越しください。

※常用している薬がある方は服用してください。
 ただし、糖尿病の薬(内服もしくは注射)がある方は、事前に主治医にご相談ください。

その他の検査

尿素呼気試験

胃の中のヘリコバクター・ピロリ菌の感染を調べる検査です。所要時間は約30分です。最初に薬を飲む前の呼気を採取し(袋に息を吐いて膨らませていただきます)、次に薬を飲んでから20分椅子に座ってお待ちいただいた後、再び呼気を採取する検査となります。

尿素吸気試験を受けられる方へ

  1. 検査は20~30分ほどかかります。
  2. 検査前は禁煙をしてください。喫煙後は30分以上時間を空けてから検査を行います。

午前検査の場合 検査前日の夜9時以降、検査開始まで飲食しないでください。
ただし少量の水分は摂って構いません。
※常用している薬がある方は、事前に主治医にご相談ください。
午後検査の場合 検査当日の朝7時までに食事・服薬していただき、それ以降は飲食をしないでください。ただし少量の水分は摂って構いません。

持続血糖測定

お腹などの組織に専用センサを装着し、連続的に皮下のグルコース濃度を記録する検査です。

持続血糖測定検査を受けられる方へ

  1. 上下が分かれた、脱着しやすい服装でお越しください。
  2. 普段通りの生活をしてください。
  3. 食事・服薬・注射は普段通りで構いませんが、別に医師から指示がある場合はそれに従ってください。