定例で行っている診療部勉強会。今回は川崎協同病院の吉田絵理子先生にお越しいただき、医療者に必要なLGBTQに関する知識~公平な医療アクセスを目指して~」というテーマで開催いたしました。

無意識の思い込みや偏見、悪意のない言葉で相手がどういう気持ちになるか。
医療者に限らず、個人でできることは誰もが人と接するときに意識できたら、と思うことがたくさんありました。

差別や偏見の可能性から、体調不良時に医療機関の受診を控えるなど健康格差があるといいます。
施設として、すぐにすべての希望を叶えることはできないとしても、できることから始め、味方であること、できるだけ応えていきたいと思っていることを伝えていけたらと思います。

 

参加した医師や看護師、事務職員からは「こういう場合はどう接したらいいか」「どう声をかけたらよかったか」など体験を踏まえた質問がありました。それらに対しても、納得できる気づきの多い考えを教えていただきました。もっと勉強していきたいと思える時間でした。

 

「Ally(支援者)表明医師マップ」というのがあり、地域ごとに医療機関検索できます。

無料で読めるパンフレットもあります(「にじのかけはし」)。ぜひ一度読んでみてください。

 

東山ドック・健診クリニック ウェルピアザ仙川では、個室更衣室・個室検査・共通検査着としています。少しでも受診しやすくなるよう工夫していきます。