5セットを目安にします。
息を吸いながら肘を後ろへ引き、左右の肩甲骨を近づける(3〜5秒キープ)
息を吐きながら、両腕を前に出し、左右の肩甲骨を離す(3〜5秒キープ)
なににどう効くの?
首から肩、背中にある僧帽筋に効き、姿勢の改善や肩の痛みの予防、改善に期待ができます。
リハビリいろは
動的ストレッチと静的ストレッチ
ストレッチと聞くと、運動に備えてのウォーミングアップやクールダウンを思い浮かべる方は多いと思います。
ストレッチは、関節可動域を広げて、目的の筋を柔らかくし、ケガを予防する方法として広く知られています。
ストレッチには動的ストレッチと静的ストレッチという分類があります。
動的ストレッチは身体を動かしながら筋を温めて、関節・筋・腱に動作を与えるストレッチです。
代表的なものにラジオ体操があります。
一方、静的ストレッチは、反動をつけずにゆったりとした動きで、目的の筋や腱を伸ばします。
最近では、動的ストレッチを運動の前に、静的ストレッチを運動後におこなうことが効果的と言われています。
何をやるの?
東山会では、退院前に自主トレーニング指導、外来では整形疾患の患者さまに回数を決めてトレーニング指導、訪問リハビリテーションでは介護予防として、体の動かし方を指導しています。
また、調布市では10の筋力トレーニング教室などが開催されています(詳しくは市報をご覧ください)。これらに参加するほか、参加して覚えた動きを、ぜひご自宅でも続けてみてください。
(2020年7月「東山だより」より)
東山会は、一般急性期病院、人工透析、予防医療、在宅医療・介護の4つの分野でサービスを提供しています。
調布東山病院:一般急性期病院、透析センター、ドック・健診センター、在宅センター
桜ヶ丘東山クリニック:人工透析専門クリニック
喜多見東山クリニック:人工透析専門クリニック