東山会は、一般急性期病院、人工透析、予防医療、在宅医療・介護の4つの分野でサービスを提供しています。
調布東山病院:一般急性期病院、透析センター、ドック・健診センター、在宅センター
桜ヶ丘東山クリニック:人工透析専門クリニック
喜多見東山クリニック:人工透析専門クリニック
スクワット
1 日の回数の目安(できる範囲で)5~6回×3セット
イスに腰かけ、机に手をついて立ち座りの動作を繰り返します。
ヒールレイズ(かかと上げ)
1 日の回数の目安(できる範囲で)10~20回×2~3セット
イスの背もたれなどに手をつき、両足で立った状態でかかとを上げて、ゆっくりかかとを降ろします。
なににどう効くの?
スクワットは足腰の筋力をつけることができ、ヒールレイズはふくらはぎの筋力をつけることができます。
これらの運動で丈夫な足腰を目指しましょう。
リハビリいろは
ロコモティブシンドローム(ロコモ)とは?
皆さんは「ロコモ」ということばをご存知でしょうか。ロコモとは体の動きを担う骨や関節、筋肉などの「運動器」が故障することで、立ったり歩いたりすることが難しくなる状態をいいます。
ロコモが進行すると、要介護や寝たきりを招く恐れがあります。40歳を対象とした調査によると、ロコモは予備軍も含め約4,700万人と推計されています。
ロコモになってしまう原因には、加齢、運動不足による筋力低下、肥満による腰痛・膝痛、やせすぎや栄養の偏りなどが挙げられます。痛みや疲れやすさなどで運動をしなくなると、ますます筋肉が衰えるという悪循環が起こってしまいます。
ロコモを予防するには?
ではロコモを予防するにはどうしたらいいのでしょうか。ロコモを防ぐには、日頃から運動によって骨や筋肉に適度な刺激を与えることが大切です。特に足と腰まわりの筋肉を鍛え、丈夫な足腰を維持しましょう。上のちょこリハの運動もぜひ生活に取り入れてみてください。
また、たんぱく質は筋肉のもととなります。適切な量のたんぱく質(肉や魚)をとることで、筋肉が増え、ロコモの予防につながります。
これらの予防は続けることが大切です。無理のない範囲で続けてください。
(2020年2月「東山だより」より)