35年前にフランスで産声を上げた、認知症のケアメソッド「ユマニチュード®」を、
1月20日当院で勉強する機会をいただくことができました。
「ユマニチュード®」の提唱者の一人、イブ・ジネスト先生(フランス人)と
2011年単身フランスにこれを学びに行かれ、日本に持ち込まれた
本田美和子先生(国立医療機構東京医療センター総合内科)が
直々に当院にいらしてくださり、熱く語っていただくとともに、
その後実際にご入院中の患者さまとそのご家族のご協力のもと、
実習をさせていただきました。
先生方(左:イブ・ジネスト先生、右:本田美和子先生)
講演を聞いた当院の職員、地域の医療介護に関わる関係者の皆様
(診療所の先生・地域包括の方・市役所の方・他院の看護師さんなど)、
当院にご入院中の患者様のご家族の皆様が感動を味わい、
明日から自分たちでできることをやってみよう!という気持ちに
させていただきました。
実習では、患者様が最後に自ら手を上げて「ありがとう」と
おっしゃられるのを見て、いつもの患者様との違いに皆嬉しくなって、
思わず患者様を囲んで拍手でした。
-「その2」に続く-