昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で
毎年行っている災害訓練ができていなかったのですが、
今年は災害対策本部の訓練を中心に行いました。

土曜日の午後2時、調布市は震度6弱の地震が発生、
エレベーターが完全停止、停電(非常用電源で通電)、一時断水という想定です。
外来診療中の発災の想定のため、理事長・院長はまず初動対応にあたります。

震度5弱以上、エレベーター停止、停電という状況になった場合、
まずは災害対策コアメンバーや事務職員が集まり、被害状況を確認します。

災害対策本部は、状況に応じて設置します。
職員出勤状況や患者さまの人数・状況、
施設の状態、非常食備蓄品や薬剤・医療材料の在庫数など、
各部門で確認した情報を集め、指示出ししていきます。

また、災害医療体制で対応が可能と判断された場合、
院長により災害医療体制に入るというアナウンスがあります。
そして、医師やトリアージ体制の配置を決定していきます。

今回は本部が中心でしたが、各部門からも参加があり、
状況確認・方法の流れなどを再度確認しました。

当院は免震構造となっていますが、
患者さま・職員の安全確保をし、必要な医療を続けられるよう、準備を重ねてまいります。

先日の調布市の市報には、「災害への備え」(PDFが開きます)が載っていました。
最近地震も増えています。今一度ご自宅の備えを確認してみてください。