リハビリ室には「リハックマ」が4体います。
某キャラクターのぬいぐるみなのですが、
「ただいまリハビリ中です」の札を掲げています。
だから「リハックマ」。
入院中の患者さんがリハビリ室へ行く際に、
このリハックマをベッドやサイドテーブルの上に置き、
リハビリのためにベッドを離れていることを
看護師や面会に来院されたご家族の方にお知らせしています。
大変かわいらしいので、患者さんにも好評です。
はじめのうちは、リハスタッフがこれを持って
エレベーターに乗っていると、職員から
「それは何かのリハビリに使うんですか?」と聞かれたり、
「(なんでこの人ぬいぐるみを)???」という顔をされたり
していました。
2年が経過した今ではすっかり浸透し、病棟から
「クマがステーションで迷子になっていましたよ~」
という電話がかかってくることもあります。
そんな冬のある日。
手先の器用な作業療法士が、毛糸を編んで
リハックマにマントを着せました。
患者さんに季節感を感じてもらおうという
意図だったのだと思います。
患者さんだけでなく、看護師も「かわいい!」と絶賛してくれたので、
1月は鏡餅、
2月は節分の鬼、
3月はお雛様と、
衣装はどんどん進化していきました。
そして4月バージョンがこちら。
ついに、ランドセルまで背負っちゃいました。
さて、5月はどんなリハックマに変身するのでしょうか?
またご紹介しますね。