第104回とうざん生活習慣病教室を開催！

とうざん生活習慣病教室の前身である成人病教室を始めたのが1998年4月、現名誉院長の吉田医師が着任して数ヵ月後のことです。
「慢性疾患の患者教育は、診察室で一人ひとりに行うより、集団で行ったほうが良いのでは」ということでスタートから2年ほどの間、糖尿病教育の勉強会として開催していました。
その後、他の成人病も取り上げてほしいという患者さまからのご要望により、現在のような形になっています。

これまで取り上げたテーマは、高血圧、心臓疾患、脳血管障害などの糖尿病関連疾患の他、消化器系やがん、睡眠など、多岐にわたります。
話題の病や薬を盛り込むなど、アップトゥデートな話題も随時取り入れる意欲的な編成を心がけております。

当初は糖尿病の患者教育の一環として始めた教室でしたが、現在は地域の皆さまの健康教育の場として好評をいただいています。

104回目は先週、10月26日（土）午後に開催いたしました。

テーマは「大腸がんについて」。

当院外科の坂東道哉医師が講師をつとめ、多くの方々にお集まりいただき、おかげさまで好評のうちに終了いたしました。

• 我が国のがんの統計
• 大腸がん（結腸がん・直腸がん）とは？
• 大腸がんの症状について
• 早期がん・進行がんの違い
• 治療ガイドライン、標準治療
• 腹腔鏡手術
• 緩和ケアについて

などなど、分かりやすくお話させていただきました。

終了後には多くの皆さまからご質問をいただき、質疑応答も含めて1時間半たっぷり使った教室になりました。

ご質問、ありがとうございます！

次回は来年5月を予定しております。日程やテーマは決まり次第、ホームページや院内ポスターでお知らせいたします。
受講したいテーマやご意見がございましたらお寄せください。

よろしくお願いいたします。