外来診療が休みの日曜日、6月2日に病院全体で災害訓練を行いました。

今回は、通信面で音声通話はつながりにくいけれどインターネットは使える想定で、院内外の状況をデータで共有する方法で行いました。

外来診療中に震度6弱の地震発生。
患者さまの安全確保を最優先に、状況確認をします。

災害対策本部を設置してからは、各部署で被害状況や出勤状況をスプレッドシートに入れます。

これまで、災害対策本部と現場を行ったり来たりして状況報告していたのが、現場に事務が行って情報収集・入力することで、ほぼリアルタイムに本部で状況を把握できるようになりました。

情報が集まる

 

各場所をスマホで映し、現場の様子を見る

 

院内放送の内容や、被災者の病棟への搬送状況などもLINEWORKSを使って共有しました。

情報が行き渡らない、各担当の入力場所がわかりにくいなど改善点はまだまだありますが、新たな取り組みとして課題が見えました。各役割で見えた課題をクリアし、いざというときに適切に対応できるよう訓練を続けてまいります。