先日の桜ヶ丘東山クリニックに続き、
喜多見東山クリニックでも
「患者様勉強会」が開催されました。
本院の栄養科とリハビリ室のスタッフがおじゃまして、
「塩分について」
「日常生活の中で筋力を落とさないために」
というテーマでお話をさせていただきました。
通常、元気な人の最大筋力は
日常生活活動(「ADL」といいます)に使う筋力の
3~4倍あると言われています。
ところが、透析患者さんのように
時間的制約や倦怠感などで活動量が少ない方は、
「筋肉の貯金=貯筋」が少ないために、
日常生活を送るギリギリの筋力になっていることもあります。
そういった状態の方が風邪や脱水などで入院した場合、
安静臥床により筋力がさらに低下すると、
日常生活を送ることすら大変になってしまいます。
ですから、
日頃から少しずつ「貯筋」しておきましょう!
というお話をし、写真のように、
ストレッチと筋トレを実演してきましたよ。
みなさん、真剣に聞いていらっしゃいました。
リハビリ室開設から1年。
東山病院本院だけでなくクリニックの患者様にもお会いでき、
運動指導をする機会を持てたことは大きな喜びでした。
これからもぜひ続けていきたいと思います。