調布市では震災時に備え、各病院に
「MCA無線」を設置しています。
「MCA無線」とは、800MHz帯の
電波を利用したデジタル業務用移動通信で、
多数の利用者間でもスムーズに通話ができます。
年に2回程度、通信の訓練を実施しており、
先日も調布市職員の方々と当院事務職員の間で
やり取りを行いました。
今回は
「多摩直下地震 調布市の震度6強 13:15発災」
という状況を想定し、
電気・ガス・水道・エレベーター等の設備の他、
入院患者様や周辺の状況などを
それぞれの病院から報告しました。
当院の職員は、実際の無線通信で
どれだけ内容を聞き取れるか、
また正確に書き取れるかも意識して
訓練いたしました。
僅か30分程度の訓練でしたが、
イザというときにあわてず、
必要十分な情報を確実に伝えられるように、
無線の使い方や声の出し方などを
繰り返し訓練することの重要性を感じました。