6月19日の日曜日、とうざん写真部で
明治神宮御苑に行ってまいりました。
6月は普段よりも早い時間から
入苑できるということで、朝8時に集合。
爽やかな朝の空気を味わいながら
深い緑のなかを歩きました。
入苑すると、まず「隔雲亭(かくうんてい)」へ。
こちらは昭憲皇太后のご休息所として
明治天皇により建てられたものです。
そこから見下ろすところにある「南池」には
大きな睡蓮が咲き、鯉や鮒、メダカ、亀などが
泳いでいます。
南池の小径を進むと「花菖蒲田」があり、
多くの花菖蒲が迎えてくれました。
美しい江戸系の原種150種、
1500株が植えられているそうです。
よく見ると花びらの色や形、模様が
異なることが分かります。
もう少し足を進めると「清正井」。
江戸名井のひとつに挙げられており
加藤清正が掘ったと言い伝えられています。
湧き出る水は年間を通して15度前後とのことですが、
触ってみると本当に冷たく、また大変澄んだ水で
以前は茶の湯に使われていたとか。
明治神宮御苑には、モミジ、ヤマブキ、
ヤマザクラ、ツツジ、サツキ、ハギなど
多くの木が植えられており、
野鳥や蝶が悠々と飛び、都心にいることを
忘れてしまいます。
歩き疲れたときには、萱葺のあずまやで
ほっと一息つくことが出来ます。
私たちは、あまりの広さと花や緑の美しさに
圧倒されつつ、シャッターを切り続けました。
院外広報誌“東山だより”をご覧になった患者さまが
掲載された写真の感想や写真部について、
話をしてくださることがあります。
大変嬉しく、励みになります。
今後ともよろしくお願いいたします。